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日記一覧

部下たちという下位の段階が上司という上位の段階によって統合される会社組織の階層構造では、下層をなす者たちの自由な自律性への抑圧の上に成り立っている層が統合を実現している。統合失調症患者にとっては、他者の思念は、耳に聞こえる幻聴という形を取っ

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悟り方講座
2019年11月12日09:24

世界の99.99…%が無生物界で生物界は0.00…%なのに、なぜ自分は無生物でなく選りに選って生物なのか、と言えば、無生物には自分を自覚しない無意識的段階の心しかなく、ちょうど怪我をした子供が怪我をしたことでは泣かなかったのに大人から可哀想ねと言わ

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神なき時代の思索者
2019年11月05日08:21

生老病死という概念は、生きとし生けるものが老いていって病の巣窟になっていってどんどん事態が悪化していった先にある最悪状態が死だから、生きても地獄だけど死んだらもっと地獄だ、という釈迦の考え方だけど、釈迦のブッディズムを継承した、ショーペンハ

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Take it easy.
2019年10月29日17:23

フロイトが精神分析を神経症に適用して、神経症とは、現実についての不安を呼び起こす観念を全然違う観念に置き換えて、それについて不安がっている、というふうに、現実に直面することから逃げるために、現実についての観念を強迫観念に置き換えて、整理整頓

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統合失調症の精神分析
2019年10月18日04:47

フロイトの精神分析は、心を三つに分ける議論だ。意識と前意識と無意識の三領域に、心を分けるところに、フロイトの精神分析の真骨頂がある。しかし、フロイトの精神分析を日本に紹介して大ベストセラーとなった『ものぐさ精神分析』を書いた岸田秀は、フロイ

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どっちつかず
2019年10月10日17:29

心が、自己の内に違和感を異物感として感じて、それを異物として排外して、外界の他者としては、外界の他者との対立で葛藤した挙句に、和解して、外界の他者を自己の内に受け入れる、ということの、繰り返しこそ、世界の健全な存在の仕方だ、と、哲学者ハイデ

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愛着障害
2019年10月09日09:03

恋愛すれば外行きの自分の内奥に触れられて感情を揺さぶられる体験をする。自分の感情を揺さぶった相手には愛着が形成される。かくて、子供時代に母親の愛情に恵まれなかったことによる、他人への愛着が形成され得ない障害である、愛着障害を、大人になってか

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つれづれなるままに
2019年10月04日13:03

かつて僕は一年半程、コンビニに勤めていた。入荷されたアイスをアイスクリームケースに入れたり、同じアイスは同じ所に、違うアイスは違う所に、置いて、整理整頓したり、新聞が入荷されたら棚に並べたり、賞味期限切れの食べ物や飲み物を探し出しては廃棄処

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対人恐怖症の心理の基調である恥について、以下に、つらつら述べてみる。恥ずかしいとはどういう感情だろうか。猫は恥ずかしがる素振りを見せることはない。それに対して僕の人生は、一言で言えば、恥ずかしいと言うことができる。だから、僕は、誰とも話せな

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駄文
2019年09月21日09:24

思うに、僕が学校生活において集団行動の中で動かされているのが苦痛ではなかったのは、子供時代は素の自分を正直に出して好かれていて、周囲と良好な関係が築けていたからだろう。なぜ否定されて育った僕が素の自分をさらけ出せていたのか、と言えば、素の自

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精神の死
2019年07月31日07:20

僕は、これが自分だと思っている自分を演じているにすぎない。僕には、自分はないから、自分以外の者を演じることしかできない。偽りの外面を演技することによって隠さなければならないような真実の内面があるわけではない。したがって、僕は、死の最後の瞬間

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胆大心小
2019年06月20日01:02

社会は、常識という名の統一見解を、成員全員に信じさせることで、結束して一つになろうとする。したがって、社会の成員たちは、常識批判としての哲学を、嫌悪し、哲学的議論を展開する者を、何真面目な事言ってんだ、と、茶化し嘲笑し、言論弾圧するだろう。

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特性
2019年06月12日16:00

僕は幼稚園児の頃からずっと、集団行動の中で動かされながら、行動的であるためには気を取られてはならないはずのものである、他者たちという外的な刺激に反応している、心に、気を取られてしまっている姿が、傍目には、一目瞭然な存在で、しかも、岡目八目で

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いちばん最後に残るもの
2019年06月06日12:01

カルト宗教の教祖は、甘いアメと厳しいムチを、使い分けて、いわばツンデレを演じて見せて、ツンツンされればされるほど、ごくたまに与えられるデレが有難いものとして、信者たちに受け取られる、という効果を現して、末端の信者たちは、教祖や組織の幹部たち

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雑考
2019年06月02日16:50

論理の本質はA=Aという同一原理であるのに対して、現実は運動変化し続けて同一に保たれなくて、現実に存在するアイスクリームは時間経過と共に刻々に溶けてゆくのだけど、論理的思考においては、その最小単位である概念の内容を固定して同一に留まらせて、ア

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ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは「なぜ私は、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインなのであって、他の誰でもないのか。なぜ私は、姉マルガレーテ・ウィトゲンシュタインでもなく、友シュリックでもなく、師ラッセルでもなく、この私以外の誰でもなく、他

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子等の放った御影石
2019年05月25日21:22

思考をざっくり二種類に分けることができる。物という表面を上滑りする即物的思考と、表面と直角に交わる方向に掘り下げて表面を突き破って心という内面に至る思考。理系的思考と、文系的思考。あるということについていかにあるかとHOWを問う論理的思考と、

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ゆずれば無我か
2019年05月14日05:38

相対性理論は、三次元の空間をトランポリンのように水平に張られたゴム膜という二次元の平面に喩えて、物質という重りが膜面上に乗ることによって下方向に膨らんで出来た傾斜面を周囲の物質が転がり落ちることとして重力現象という落下現象を説明したものであ

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概念は言語と共に発生する。たとえば、人間という言葉は、この人間でもなく、その人間でもなく、あの人間でもなく、どの個別の具体的な人間でもない、人間一般という抽象概念を、括り出すものだ。概念による概括は、言葉の作用である。或いは、もっと抽象度の

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メロスは激怒した
2019年05月10日20:12

西洋哲学史は、古代ギリシャから始まる。古代ギリシャの哲学者たちは、万物の根源を問うて、各自の答えを出した。万物の根源は水であるとか、いや万物の根源は空気であるとか、いや万物の根源は火であるとか、いや万物の根源は地水火風であるとか、めいめい思

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僕は、狂人の心理の考察が好きなので、最近、狂人に出会って身近に接して、久しぶりに目の当たりにする、意味不明なことを言う統合失調症患者の言葉に、心躍る思いをしている。意味を明らかにするために考えることが、楽しい。了解不能を了解可能にするために

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哲学者ウィトゲンシュタインは処女作を執筆し終えた時点で、これにて哲学において為すべきことは為し終えた、と結論付けて、哲学からの卒業を宣言して、哲学界と縁を切って、大学から離れて庭師の仕事をやっていたのだけど、処女作が書かれた数年後に、それを

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ニーチェと悪循環
2019年04月10日19:31

強くなければ生きて行けない、優しくなければ生きている意味がない、って言うけど、本当に強い者は弱い者を守るけど、弱い者が強く生きる為には優しさを犠牲にしなきゃいけない。だから、仲間とか裏切らない友達とか、週刊少年ジャンプには、架空の存在として

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唯物論哲学
2019年03月27日04:44

人間、ちょっとの我慢の蓄積でも、しんどいという思いは、いつしか身体の激痛にすり替わっている。食欲を我慢しているときの飢えという苦しみ。それは、お腹空いてきた、それだけのことだ。それを我慢している、それは一つのストレスで、精神的苦痛、でも、そ

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外側から表面的に眺める限りでは物象という表象として現象する世界は内側から共感的に追体験すれば心という意志で、意志とは意志通りに物を動かす意志だ、とする二世界説を、説く、ショーペンハウアーの主著『意志と表象としての世界』を、古本屋でたまたま手

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大学卒業してまもなく、母が死んで、そのときに兄と会って、初めて本心からの言葉を、聞いた。今の僕の心境として思う所は、兄に、幸せな人生を送って貰えたら、それでいい。兄には、二人の子供がいる。僕にとっては、彼らだけが血が繋がった子孫だ。彼らを育

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That's life.
2019年02月10日22:08

文系とは、直感を根拠とする思考で、直感とは、多くの要因を同時に考え合わせて一挙に答えが閃く、というもので、このような多因子の複合結果としての思考の筋道は、複雑に入り組んだ無始無終の網状組織をなす。文豪みたいに人生を複雑に考えすぎて自殺してし

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憂鬱など吹き飛ばして
2019年02月04日13:57

子が親のやることを批判的に検討することなしに真似るのは動物の自然だ。人生は何の考えもなしに模倣することからしか発足しないし、家庭には模倣したいと思える模範となる家族はいなかった僕も、みんなサッカーやっているからサッカーやっていたのだし、みん

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POPな脳科学
2019年01月31日13:50

右利きの人は利き脳が論理を司る左脳で、左利きの人は利き脳がフィーリングや感覚を司る右脳だ、と通常は言われるけど、利き脳の左右がインプット脳とアウトプット脳で違う場合があるので、注意深い観察を促すために、日記をしたためることにした。上に掲載し

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霊長類学における人間観
2019年01月27日23:13

言語使用とは、たとえば、まず、バラという主語について美しいという述語を繰り出して「バラは美しい」という文を作って、ついで、主述を反転させて「美しいバラは」と述語を主語に繰り入れて文を語レベルに圧縮してそれについて述語を述べる欄を空けたならば

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