21日に家族が東近江市にある太郎坊宮に登った。この夫婦岩の間を通って本殿に行く。悪心のある者が間を通ると挟まれるとされる。下の駐車場に止まっているのが最後の愛車だった。
4月に免許を返上して、それから乗らずにカーポートに置いてあったのだが、連休につくばにいる息子が来て、乗って行った。2万キロしか走ってない車で、息子の車は20万キロ走っているので、下取りに出すかも知れないという。30代から50年の運転歴だった
旧制高校の最後の学年の同窓会だった。一高から二高、三高、山口高など、全国から集まって寮歌を歌い、歓談した。記念の講話で薬学部出身の人が言うには、新薬が市場に出るまでには最低10年はかかり、新薬開発の成功率は1万分の1以下だそうだ。
参議院で安保関連法案に反対する投票をするのに、山本太郎氏は喪服を着て、手に数珠を持ってゆっくりゆっくり歩いて行って安倍首相に一礼してから票を投じた。役者らしい演出だった。
チリで地震・津波があり、たいへんだ。津波は日本語出身で、英語では tsunamiということを知っていたが、スペイン語でも tunamiと言うらしい。テレビで ALARMA DE TUNAMI(津波警報)というのが見えた。 日本には今夜来るかもしれないという。被害がないこ
旧制富山高校の関西にいる者の同窓会ーと言っても午餐会ーが、催された。私が83歳で最年少、上は90歳位で、昔のことを語り合った。不参加の人からの便りでは、体調不良とか難聴ーこれは私も該当ーが多かった。
寮歌合唱団の練習だった。8月は暑いので休みとし、久しぶりの再開だった。闇の夜に(府立高校ー都立大の前身・昭和20年)、愉楽の酒に(大阪高校)、野球応援歌(松江高校、昭和4年)、弓道部歌(浪速高校、昭和9年)を練習した。
表参道高校合唱部!という連続ドラマが評判になっているので、見た。昨日のは合唱コンクールで歌う間宮芳生の「米搗まだら(長崎県民謡)」(と見たが一瞬だったので間違っているかも知れない)を練習していたが、ある部員が一青窈の「ハナミズキ」を歌いたいと
今朝のNHKテレビのあさイチで連続テレビ小説「まれ」の特集をやっていたが、その中で輪島塗のバイオリンがあった。オーケストラ・アンサンブル金沢のコンミス?でイギリス人の女性が「まれ」のテーマ曲を弾いたが、なかなかいい音がしていた。表板は普通の
読売新聞文化部の「愛唱歌ものがたり」岩波現代文庫 去年8月発行 を読んだ。雀の学校、城が島の雨、鉄腕アトム、長崎の鐘、翼をください、芭蕉布など、童謡から映画の主題歌、フォークソングなど、幅広い愛唱歌を取り上げ、それぞれの曲に読売の記者が取り
今日の朝日新聞の投書に「北極のように寒い日本の夏」というイタリア人の声が載った。どうして日本では冷房が利きすぎているのか分からないと言っている。 たまたま今日のイギリスの The Timesを見ていたら、ローマではこの夏エアコンが売れて電気店が空に
Big Benで時計を合わせてはいけない。この時計は6秒ほど狂っている。この時計の技術者は言う。「車を一日24時間、一年365日、156年間走らせることを想像してみたらいい」。Big Benの時計も歳とって少し狂ってきた。それで技術者は「普通の誤差の範囲
多和田葉子の「エクソフォニー」岩波現代文庫 2012年(もとは2003年)を読んだ。「母語の外へ出る旅」という副題がついている。exophony という単語は普通の辞書にはまだ載っていないが、作家が自国語以外の言語で書くことを意味する。著者はドイツ
ヴァイオリン&ヴィオラの発表会があった。滋賀県、湖西線の和邇文化センター。ヴァイオリンではメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲より第1楽章ほか、ヴィオラではバッハの無伴奏チェロ組曲のヴィオラ版・第1番よりプレリュード、ベルリオーズの交響曲「
大津ジュニアオーケストラ30周年サマーストリングフェスタを聴いた。指揮 杉中博エルガー:弦楽セレナーデサンサーンス:バイオリン協奏曲第3番 バイオリン独奏(団員・大阪音大大学院2回生)宮田晴菜チャイコフスキー:眠れる森の美女だった。バイオリ
石田修大の「私の履歴書」−昭和の先達に学ぶ生き方 朝日新書 今年6月刊 を読んだ。読売新聞に連載されているコラムから抜き出したエピソードを書いている。ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴正孝がリタに出会ったのはグラスゴー大学にいるときだった。二人
映画「ビルマの竪琴」をTVで見た。この前見たときはミャンマーへ行く前だったので、今年1月ミャンマーへ行き、現地のパゴダや寺院で映画に出てくるところもあり、懐かしかった。最後の別れる場面で水島上等兵が「仰げば尊し」を奏でるが、歌詞に「今こそ分
中国語の教室で「过分娇生惯养」(過保護)という教材を勉強した。学校の送り迎えに必ず保護者がついてくるという話だ。数年前瀋陽で学校の前にはいつも保護者がついているように見えた。確かに、これだと誘拐などの危険は避けられる
澤地久枝の「14歳ー満州開拓村からの帰還ー」 集英社新書 今年6月刊 を読んだ。満州国吉林で14歳で終戦になったが、終戦までは軍国少女となり、日本が負けることは考えられなかった。女学校でアッツ島の玉砕の話を聞いても、驚かなかった。私は澤地
フランス領の島で見つかったマレーシアの飛行機の翼の一部に付着している甲殻類がその飛行機が辿った道を知る鍵になるかも知れないという。これを研究しているオーストラリアの研究者によると、見つからないMH370機を数十キロ、或いは数百キロまで捜索範
外山滋比古の「日常のことば」を読んだ。廣済堂文庫で、かなり前の本だ。話したり書いたりする日常のことばで、けしからんと思うもの、おかしいと思うものを取り上げて書いた本だが、その中にこれだと思いうのがあった。 (ある中学校は)週に何日かは300
-phobia というのは「〜を恐れる恐怖心」という意味で、acrophobia (高所恐怖症)や claustrophobia (閉所恐怖症)が知られているが、最近 nomophobia という語が現れた。mobile phone (携帯電話)が使えなくなった場合に起こる恐怖心だという。電池が切れ
百田尚樹の「永遠の0」を初めて読んだ。いろいろ発言が物議を醸しているから、どんな作家なのかと思った。ゼロ戦をテーマにした小説で、史実をかなり忠実に書いているようだ。特攻隊を描き、ベテランの隊員は本土決戦に備えて温存され、速成で養成された隊
ヨーロッパからアメリカに来た旅行者は寒さに震える。アメリカからヨーロッパに来た旅行者はヨーロッパ人が暑さに耐えられるのに驚く。アメリカ人は摂氏21度ほどの気温がいいと思うが、ヨーロッパの人はそれは寒すぎると感じる。アメリカはどの国よりもエア
北朝鮮は国立の企業で働く人は普通8時のところ5時に仕事を始め、1時に終わるように命じられた。この暑さの中、党の事務所や国立の会社で働くエリートの人はエアコンがあるが、庶民はない。この夏の日照りのため水力発電の能力が衰え、エアコンどころか扇風
M大津アート弦楽四重奏というモーツァルトの弦楽四重奏団を聴いた。M大津アートというのは、続けて発音すると「モーツァルト」になるという音の遊びだ。これは大阪モーツァルトアンサンブルという団体のメンバーだ。K80という14歳の作品からK590に至る、
NHKのスタジオパークで篠井栄介が「まれ」に出てくる輪島方言の話をしていた。篠井氏は金沢の出身だそうだが、輪島の方言もだいたい同じみたいだ。私は富山県の氷見出身だが、同じように聞こえる。「だら」は「ばか」という意味、「だらぶつ」は「ばかもん」
「題名のない音楽会」で藤岡幸夫がシベリウスのフィンランディアを演奏した。びわこフィルでやったので懐かしかった。これはフィンランドの第2の国歌とも言われている。それにつけても思い出すのは我が国の国歌である。「君が代」ではなく、「われら愛す」(
朗読劇団「明日の会」が群読「紫陽花の駅」を上演したのを見た。神風特攻隊をテーマにした作品で、見応えがあった。これはあとで知ったのだが、特攻隊で死んだのは飛行経験の少ない若者で、ベテラン操縦士は決戦に備えて温存されたとか。そして不時着して帰っ