「焔と雪 京都探偵物語」 伊吹亜門、早川書房。
本日2冊目。
伊吹さんの作品を買って読むのは初めて。基本計5話の基本スタイルは一緒だと思いますが、1〜3話と4〜5話は読後感はガラッと変わる。
探偵が示した推理=真相、とは言いきれないパターンは他の作家さんの作品でもありますが、やはりこれが真相だよねと納得させられるきっちりとした推理じゃないと成立しないのは、普通の推理小説と一緒。この作品は探偵が示した真相がしっくりくるし、真の真相があったとしてもこの推理に納得できる、ちゃんとした推理小説でした。
シリーズ化希望します。
100点満点中70点。
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