2023書評341(2023年度287冊目)

｢サドンデス｣ 相場英雄、幻冬舎。

本日2冊目。

フィクションの中の絵空事とは言えないリアリティーさを感じた。

彼女がある程度こういう世界で成功する、彼が世間全般からある特定の個人を標的にして最悪の行動を取ろうとする、この辺りまでは他の作家さんの作品でも読んだことはある。でもこの事件の裏に実は･･･、これはちょっと想定外の真相で気づかず。この真の真相にリアリティーさを感じる、好き嫌いははっきり分かれると思います。

あと、あの彼女の行動と実はこういう立場でしたという、これまたとんでもない真相、これはさすがに･･･という感じ、まあ、嫌いじゃないけど、ちょっと無理あるかな〜。

でも最後まで面白く読めたし、個人的には好きな作品でした。

100点満点中70点。