「一日署長」 大倉崇裕、光文社。
ほ〜、そうきたか〜。
一種のタイムトラベル物と言えるかな。こういう設定&ストーリー展開&このタイトル、どれもかなり個性的。もちろん何故時間を行き来できるのか、合理的な説明が全く無かったが、これはしょうがない、だって無理でしょ、そもそもタイムトラベル自体が無理な話なんだから。
個人的にはなぜ主人公はこんなに推理力があるのか、開き直っているとはいえなぜこんなに積極的なのか、いわゆる主人公の根幹についてはもう少し説明、描写が欲しかったかな。でもこの連作集は是非ともシリーズ化して欲しい。映像化も向いてるレベルの高い作品だと思います。
100点満点中70点。
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