2023書評323

｢高層の死角｣ 森村誠一、角川e文庫。

再読。

電子書籍。

今年森村誠一さんの訃報を知り、森村誠一さんと言ったらと考えて選んだのがこれ。勿論いわゆる証明シリーズとか多少迷ったんですが、多分森村誠一さんの作品で最初に読んだのか多分この作品だったはずなので。ストーリー&トリック&真相、全く覚えていませんでしたが(苦笑)。

で、超久しぶりに読んで真っ先に感じたのは、やはり時代を感じるなと。正直さすがに古さと懐かしさを感じた。今なら絶対すぐバレるトリックだし、トリックに重点置きすぎで証明シリーズとは違い人間味、登場人物たちの描写が薄っぺらい。でもこの時代でこのトリックはなかなかレベル高かったと思います。

100点満点中69点。