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2026年08月27日05:02

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テロ国家ロシア、侵略用兵士に多額の契約金で募集、最大860万円で

 ウクライナ侵略戦争を始めて4年半、テロ国家ロシアの対ウクライナ侵略はいっかり手詰まりに陥っている。

◎損害に新兵補充が追いつかない
 今年に入ってウクライナに進撃できるどころか、わずかだが領土は奪回され、それどころかウクライナによるドローン反撃で、首都モスクワが頻繁に空爆され、ヨーロッパロシアの奥深くの石油精製施設も攻撃され、産油国なのに全国でガソリン、軽油不足に見舞われている。
 しかしプーチン・ロシアにとって見逃せない事態が広がりつつある。
 ウクライナの反撃でロシア侵略軍の損害が大きくなり、死傷者に新たな入隊者数が追いつかない事態になっているのだ。

◎ペチェルブールクでは月収の45倍の契約一時金、多重債務者には債務も免除
 その結果、兵士の募集に多額のカネが必要になっている。ロシアの軍情報サイトによると、サンクトペチェルブールクは新兵入隊に対して支払う契約一時金が450万ルーブル(約860万円)にもなっているという。ロシアにおける2025年の勤労者の平均月収の約45倍という。
 ロシアでは兵士募集は自治体の仕事で、契約金の額は自治体で異なるが、国内主要地域の平均支給額は今年5月で274万ルーブルと1年前から4割も上昇しているという(写真=ロシアの主要都市で目立つ兵士募集の看板。下の写真の上は、首都モスクワの募集広告で初年度年収は520万ルーブル以上とうたっている)。
 それでも足りない、と兵の確保に向けにプーチンは、契約一時金の支給の他に多重債務者向けに確定した債務のうち最大1000万ルーブルを免除すると発表した。
 すでに刑期ゼロを約束して受刑者も兵士にし、さらに北朝鮮からの派遣軍を3倍にする計画までしている。それでも足りない、とこのような大盤振る舞いをしている。そうしないと、兵士が集まらないからだ。

◎膨張する軍事費
 こうした対策が奏功し、一定数の兵士は確保できている模様だが、これは軍事費の膨張につながる。軍事費の支出拡大に伴い、ロシアの財政収支で歳出は前年比14%も増えている。財政赤字は、6.4兆ルーブルと通年見通しをすでに上回っている。
 そのような多額の財政支出とそれに伴う財政赤字の膨張の犠牲にもかかわらず、アメリカ戦略国際問題研究所が7月に発表した報告書で月間死傷者数(行方不明を含む)は3万人を上回った。既に大盤振る舞いで集めた新兵の数を上回っていると見られる。
 侵略国ロシアの被っている犠牲は大きい。侵略開始以来、今年6月までの死傷者数は約140万人にものぼっている。むろんウクライナ防衛軍の死傷者も少なくないが、それでも約52.5万人〜62.5万人に留まっている。
 いつまで不毛の侵略を続けるのか、と問いたいが、プーチンにとってウクライナ侵略はメンツの問題になっており、まだまだ両国の犠牲は増えそうだ。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202608270000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「旧ユーゴ3カ国周遊(28):ロヴィニを発ち、丘の上に聖ステパノ教会の建つモトヴンへ」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202508270000/

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