登り着いた円山山頂には先着登山客がいた。若いカップルで、ちょうど眼下に札幌市街地をとらえられるベンチ状の岩に腰かけている。僕はそのそばの一段低くなった岩の上に腰かけた。
◎低山で簡単に登れる円山
200万都市の札幌だが、市街地中心街に緑が多い(写真)。僕は、これが大好きだ。
上掲写真で左の緑地は北大キャンパスだ。そしてその右がたぶん北大植物園。さらに北大キャンパスと植物園の下の緑は、後日訪れる北海道知事公館だろう。
円山は標高225メートルという低山の山頂だから、札幌最高の超高層ビル「ONE札幌ステーションタワー」の高さ175.2メートルよりわずかに高いだけだ。ちなみに同タワーは、上掲写真で右に並ぶ3本のタワービルの中央のビルだ。その右が、2023年12月に同タワーに抜かれるまでトップだった「JRタワー(173メートル)」だ。ここの最上階の展望台には何度も登ったことがある。
札幌市民は、天気さえ良ければいつでも簡単に円山に登れ、こうした眺望を楽しめる。羨ましく思うこと、ひとかたでない。僕は念のためにホテルで登山靴に履き替えたが、スニーカーでもいっこうに問題は無い山だ。
◎またもカツラの巨木
山頂からの札幌市街地展望を楽しんだ後、僕は下山にかかった。帰路は、少し遠回りになるが、「動物園コース」を採る。山頂下すぐにコースの分かれる道があり、そこを左の道をとる。こちらは、八十八カ所コースよりさらにマイルドな道だ。途中でカツラの巨木に出合った(写真)。往きの八十八カ所コースでも見たから、円山原始林のあちこちに自生しているようだ。
円山動物園が見えると、小さな流れがあり、その流れ伝いに緩やかな下り道をたどっていく。そしてまたも2本のカツラの巨木に出会う(写真)。2本は並び合うように立ち、人が立ち入って根元を踏み固めると痛むので、近づけないようにロープが張られている。
さらに緩やかな下り道を進むと、八十八カ所の登山口と合流した。山頂での市街地遠望の小休止を含めて2時間弱の行程だった。
◎夕食は時計台の隣のビルの「四季花まる」で
円山公園は、札幌市街地の西郊の緑深い公園で、北海道神宮や円山動物園もあり、さらに西に行くと1972年の冬季五輪の競技場になった大倉山ジャンプ競技場がある。同競技場には2年前に行ったことがある(写真)。
そしてホテルに戻る。預けたおいたスーツケースを引き取り、チェックインして自室で一休みした。
食事は、有名な札幌時計台の隣のビルの「四季花まる」に行った。時計台の隣の広場に植えられたツツジは満開だった(写真=後ろの木の向こうに時計台が建つ)。
四季花まるは、寿司が格安で食べられる。いつもは順番待ちでけっこうウエイティングするのだが、この日はたまたまスンナリと入れた。
刺身に寿司に、美味かったのは、言うまでもない。
(この項、続く)
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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