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2026年05月26日03:57

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ドローン優位のウクライナが戦況を変えた、ロシアの戦勝記念日にも最新兵器のパレード無し

 テロ国家ロシアによるウクライナ侵略は5年目に突入したが、このところ、潮目が変わりつつあることを感じる。

◎攻撃、迎撃、偵察のドローンが高性能化
 ウクライナ反攻の鍵は、ドローンだ。西側から部品を調達でき、国内でも100社を越えるドローンと部品メーカー、高度な技術を持つウクライナは、西側の制裁を受けているロシアに、ドローン戦争では明らかに優位に立っている。テロ国家ロシアが部品と技術の支援を受けるのはスターリニスト中国だけで、地上軍の前線に配備されている北朝鮮軍兵士も空からのドローン攻撃に被害を急増させている。
 ウクライナのドローンは、攻撃型では長距離化し、モスクワなどロシア西部のほとんどを射程内にしている。迎撃型ではロシアのミサイルとドローンを撃ち落とし、さらに高度な偵察能力を備える偵察ドローンは、ロシアの地上を丸裸にしている。
 つい最近、ウクライナは、占領下にある同国東部地域で2度の攻撃を行い、多数のロシア軍要員を殺害したと主張している(写真)。

◎ロシア軍施設を相次いでドローン攻撃
 ウクライナ無人システム部隊の司令官によると、20日夜に行われた1回目の攻撃では、占領下の町スニジネにあるロシアのドローン操縦士訓練施設を直撃し、少なくとも訓練生65人と教官1人を死亡させた。
 さらにゼレンスキー大統領は21日、2回目の攻撃では、同じ占領下のウクライナ南部ヘルソン州にあるロシア治安機関の司令部と防空システムを直撃し、100人近くのロシア軍要員を死傷させたと主張した。
 ウクライナがこれほど多数の死傷者数を公表するのは異例だ。プロパガンダの色彩もあるだろうが、ウクライナがドローンの戦果の自信を深めているのは確かだ。
 実際今年に入ってウクライナは、ロシア国境から1500キロ以上も入った製油施設への攻撃を行っていて、ロシアの虎の子の石油産業に大きな痛手を与えた(写真=4日に首都モスクワのオフィスにドローン攻撃を受けた)。

◎占領地域を少しずつ奪還しつつある
 ウクライナはここ数週間、戦場で新たな成功を収めており、領土喪失のペースを食い止めている。アメリカのシンクタンクの戦争研究所の分析によると、ロシアは依然としてウクライナ領土の約20%を支配しているものの、ウクライナは先月、2024年8月以来初めて、ロシアが占領した領土面積を上回る領土を奪還した。原動力はドローンだ。
 はかばかしくない戦況のせいか、最近、独裁者のプーチンは、表に出ることが少なくなった。例年、友好国の首脳や軍高官らを勢揃い観覧させて派手に演出する5月9日の戦勝記念日も近年に無い地味なものだった。一時は、ウクライナのピンポイント攻撃を恐れてプーチンは欠席するとさえ伝えられた(トランプの仲介で3日間停戦が成ってようやく出席できたが)。

◎暗殺を恐れて身を潜めるプーチン
 その戦勝記念日の赤の広場のパレードでは、昨年までは花形だった、戦車や自走砲、防空ミサイルシステムや大型ミサイルといった、軍用車両や兵器が行進する展示パレードが中止された。今年は軍人の行進だけだった(写真)。
 最近のプーチンは、ウクライナや自国の反対派による暗殺を警戒し、警護員や料理人、撮影スタッフも、プーチンに近づく前に厳格な検査を受けなければならず、スマホの携帯も認められていないという。
 さらにプーチンはここ数週間にわたり、南部クラスノダール地方の地下施設で過ごしているとされる。
 政府高官からも時として弱気の発言も見られる。
 もはやロシアによるキーウィ占領などは完全に無くなった。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202605260000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「疲れ果てた大阪万博、やたら並ばされ、物が高い逆別天地(3):海外パビリオンのデザインに感嘆」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202505260000/

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