コヴェナント　約束の救出

タリバンが横行するアフガニスタンへ任務で赴いた米兵は現地人の通訳を雇う。はじめはそりの合わなかった二人だが通訳がタリバンの罠を見破って米兵は一目を置く。作戦遂行中にタリバンの襲撃に遭い部隊は主人公米兵と通訳を除いて全滅。二人はタリバンがいる荒野を逃走し、途中で米兵は負傷。通訳は負傷した米兵を連れて１００キロ以上に及ぶ困難な地域を抜け切る。数ヶ月後、アメリカに戻った兵士は通訳の行方を捜す。負傷した米兵を逃がした、ということで通訳は現地で英雄となったがタリバンの逆鱗に触れて命を狙われている。米兵は通訳とその家族の命を救うべく手を尽くしてアフガニスタンへ戻る。
ガイ・リッチー監督による戦争アクション映画でありつつずっしりしたドラマ。
見ている間は、この話はどこかで見たことあるぞ、と思っていたら「キリング・フィールド」か。時代と舞台は違ってもこういう現実はあるかもしれない。白人至上主義っぽいところは感じてしまうけど。
原題が「ガイ・リッチーのコヴェナント」となっていて、ガイ・リッチーって名前を冠するぐらいの有名監督になったのか。フェリーニやゴダールと同じとは思えないけど。