夜に筆は止まり
街灯に花序を眺む
一足の毎に波打つ胸の
スムースに垂る印象化された寿
この歩道に
横顔がうかぶ
ただ凪ぐだけの海の
ただひかる風の
いじけたナルシシズムをとかすのは二月で
わたしと君は速度だけを識る
何処か寄る辺ない
礼祭のドラム・スティック
心とめ
ゆきの想念で
われわれはスゥイングする
この臓物を見て頂戴!
つやつやとひかる精巣から、
共通した歓喜がまろびる
言葉をなくして
歩道のサインからいじけた
顔
おこったかお
困惑の眉根
とびきりのえみが
鍋の中でにえて
一縄に束ねられ
紫煙とともに立ち昇る
生きるということ
だ
渡りの糸が額にかかり、
はっとするが
自己愛を演繹し
ただ己のうちから湧き上がる
この「美味い!」
単純な喜びを
キミたちと
もっと
もっと!
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