70年代の学生運動の闘士たちの内紛による殺し合いをドロドロの人体破壊描写満載で描く熊切和嘉監督デビュー作。
映画を学ぶ学生による卒業制作作品ではあるが高評価により劇場公開され大評判になった映画であり、当時は見る気がせずにスルーしていた。
今や日本映画を代表する監督の一人である熊切和嘉の原点でもあり、時に清楚な映画を見せてくれる熊切和嘉だが最初はこんなに禍々しかったのか。
21世紀間近の若者たちが作ったとは思えない良くも悪くも70年代の空気感が横溢していて、それはそれで大したものだけど気持ちのいいものではない。
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