mixiユーザー(id:6706202)

2022年01月09日10:24

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六花降降(西條奈加)

2014年12月刊行。

 六花とは雪の結晶のことで、それに見せられた小松尚七と
政治のために蘭学を学んだ鷹見忠常が主人公。
二人は下総古河藩の下士と重臣。
用人鷹見は藩の世継ぎ土井利位の御学問相手に「何故なに尚七」を抜擢する。
 江戸に来た尚七は六花の研究とともにあらゆる知識を吸収していく。
 シーボルト事件に遭遇し大塩平八郎の乱にも遭遇する。
 実在の人物が多く登場しているなか、渡辺崋山の絵の鷹見泉石(忠常)は、
確かに聡明な人物であっただろうと思わせる。



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