mixiユーザー(id:6706202)

日記一覧

2020年8月刊行。三浦朱門の死後の猫たちと同居人のことを描いている。日常の淡々としたこと等、前作と重複することも多かった。最近、俳優たちの自殺を耳にするたびに日常を淡々と生きることの重要さに気づかされる。

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2018年2月刊行。第16回『このミステリーがすごい!』大賞1受賞作。著者のペンネームはみどりでは無く「ぺき」とのこと。4編に分かれていて、4つの事件をオーパーツ鑑定士が解決するというストーリー。

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夫の後始末(曽野綾子)
2020年09月24日09:10

2017年10月刊行。三浦朱門の亡くなる前後のご夫婦の様子が描かれている。ボチボチ考えなければならない年齢になってきたので、参考になる内容であった。

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2015年2月刊行。夢の話なんだけど、この著者の作品で初めて途中挫折した。残念ながら私には無理。時代小説、中国ものなど何でも好きなんだけど。

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断裂回廊(逢坂 剛)
2020年09月16日14:46

)2015年3月刊行。情報機関の官僚たちの暗躍を描いている。北朝鮮不正送金、資金援助が不審な宗教団体など。調査を隠れ蓑に陰謀が渦巻く。終わりまで読んでスッキリせず、その人物の登場場面をもう一度読み直し、やっと理解できるという代物。

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2003年1月刊行。短編集「7編」何れも明治になってすぐの頃を描いている。侍だった人達の戸惑いながらの生活。桜田門外の変から13年しか経たない頃だから、当事者たちの葛藤がまだ続いていただろう事に納得もした。明治5年は12月3日が明治6年元旦となる、太陽

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2016年12月刊行。著者には珍しく明治時代の警察を描いている。明治維新は瓦解と言われていたんだな、なるほど。西欧に追いつこうと必死だった頃。警視庁退職後の斎藤一なども登場させて、興味深く、面白く読めた。

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2020年3月刊行。江戸時代末期(1860年)に姦通罪を犯したという旗本に蝦夷松前藩へ流罪判決が下る。押送人に19歳の見習い与力が選ばれ、奥州街道を2人で行くことになる。道中、数々の人々と関わり合いのなかで、流人としてでなく人間として尊敬するようになる

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2015年4月刊行。九州豊後黒島藩の元勘定奉行だった柏木靭負が、妻を亡くし、政争にも敗れ、36歳で養子に家督を譲り京に上り茶人となる。52歳で故郷に帰り、妻が自死した理由の探索を始める。茶会を催し当時の関係者を一人二人と客として招きつつ真相に迫って

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