mixiユーザー(id:6706202)

日記一覧

タナボタ!(高嶋哲夫)
2019年12月10日09:56

2010年7月刊行。元プータローの新人国会議員が主人公。贅沢な数々の議員特権を受け大喜びするが、少しづつ内情が分かるにつれ、政界に嫌悪感を抱いていく。怖いもの知らずの一年生議員が改革に挑む内容。

続きを読む

恋歌〈朝井まかて)
2019年12月05日16:13

2013年8月刊行。幕末の水戸藩の内情を水戸藩士に嫁いだ、歌人中島歌子側から読ませる。桜田門で井伊直弼が水戸藩士の襲撃を受けたことは知っていたが、水戸藩の内乱のことは知らなかった。水戸藩が尊王攘夷の火付け役とは言い得て妙である。

続きを読む

新蔵唐行き(志水辰夫)
2019年11月27日17:41

2019年10月刊行。著者は1936年生まれ。幕末の長崎から唐へ、北前船とともに行方不明の若主人を探しに行く主人公。そのころの唐はアヘンが蔓延しているころ。主人公の新蔵は聡明で律儀で、頼りになる男だ。

続きを読む

2018年12月刊行。日米関係の闇に挑む警察インテリジェンス小説とのこと。30歳の警視が法務官僚殺害事件に首を突っ込んだばかりに、翻弄されて、指名手配され、命を狙われ、逃げまどう話。

続きを読む

ジャンプ(佐藤正午)
2019年11月18日15:45

2000年9月刊行。書き出しは、「一杯のカクテルがときには人の運命を変えることもある。」泥酔したばかりに恋人を失い、探し求める男の話。こんな関係しか築けないなんて、最初からなかったことと一緒。

続きを読む

2017年4月刊行。著者は1955年、佐世保市生まれ。読後の感想に面白かったとあったので読んで見た。テーマは「生まれ変わり」「前世を記憶する子供たち」イアン・スティーヴンソンの著書が下地にある。興味深く読めた。

続きを読む

2018年8月刊行。78歳のおしゃれな女性の生き方を描く。優しい夫と死別し、後のどんでん返しが面白い。

続きを読む

2018年10月刊行足掛け 37年という歳月を要した作品の完結。忘れた頃に発売となるので、毎回、人物、場面を思い出し、思い出ししながら読んだ。松坂熊吾様ご臨終お疲れさまでした!

続きを読む

2014年11月刊行。副題は先人に学ぶ防災文明が進んでも自然は脅威である。伝え続けることがとても大事。

続きを読む