2011年3月刊行。思い出を探す仕事をする会社思い出探偵社。代表は元刑事。協力者は元科捜研の所長。少しの手掛かりで思い出を探していく。依頼ごとの短編集。
2003年8月刊行。2段書きの小説は読みづらい気がして避けてきたが、著者の渾身の作品ということで読んだ。南米移民の環境の凄まじさから始まって、政府の棄民政策ということに驚き、復讐劇に移行してからはスリルとサスペンス。面白く読めた。
2014年11月刊行。テレビで話題になっていたので読んでみた。やしきたかじんの亡くなるまでの闘病生活を、妻側から取材して書き上げたもの。そこまで魅力のある人だったのかという驚きだけが残った。
2013年3月刊行。恋愛小説ではある。70歳を超えた女性と還暦まじかの男性との。世間一般の通念ではちょっと考えられないが、こんな年を感じさせない女性もいるかもね。いつまでもこんな感性を持ち続けられたらすごい。
2013年8月刊行。著者は1966年生まれ。もちろん明智十兵衛光秀である。ざっくりした生涯を描いている。元倭寇の聖、愚息と、のちに剣の達人となる新九郎との出会い、友情。愚息に教えられた確率論からの、長光寺城攻めの成功により、美濃源氏の明智一族復活を