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日記一覧

2015年11月刊行。 同心木暮信次郎が刺客にあう。10年前に亡くなった同じく同心であった父親に間違えられたらしい。 20年前に父親が島送りにした男が、江戸に帰ってきてることから探索が始まる。 遠野屋清之介が仕方なく信次郎の脇差で、致命傷ではないが人

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2014年3月刊行。 武士と遊女の心中事件を扱う。 同心木暮信次郎は新米同心の心中事件に不信を抱く。 品川の旅籠(上総屋)の女将お仙は御家人の元妻であり、夫は遊女と心中したという過去があった。 お仙、岡っ引きの伊佐治、遠野屋も加わり、新米同心の

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2012年2月刊行。 瑠璃石を腹に隠していた死体があがり、遠野屋の過去の藩の政権争いによるものだと分かる。 過去に立ち向かうために、商人として捨て去った藩へ旅立つ。 同心木暮信次郎は江戸からはなれられないので、岡っ引きの伊佐治が御伴する。 藩の

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2009年10月刊行。 同心木暮信次郎、岡っ引き伊佐治の捕物帳。 今回は捕り物が4編に分かれている。 登場人物の過去をそれぞれすこしづつ、解き明かしながら、事件を解決に導いていく。もちろん遠野屋の主は全編絡んでいる。次も読みたくなる。

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2007年9月刊行。 弥勒の月のシリーズ2作目。 同心木暮信次郎、岡っ引き伊佐治の捕物帳。これに遠野屋の主がメインキャストととして毎回登場する感じ。今回は連続女郎殺人事件。 遠野屋の主は 元 藩お抱え凄腕の人切り。商人としての才覚もあり、人望もあ

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2006年2月刊行。著者は1954年生れ。 なんか青春小説ばかり書いてるように思っていて、読んだことがなかった。 時代小説の広告が新聞に載っていたので、どんなものだろうと読んで見た。 ちょっと言葉にくどさを感じたが、すぐ慣れ面白く読んだ。 若い同心

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2021年1月刊行。 著者は1957年生れ。 久々に一気読みした。 認知症になった86歳の益恵を連れて、少しだけ若い俳句仲間(アイと富士子)が一緒に旅に出る。それは益恵の過去をめぐり、心のつかえを取ってやりたいという足の悪い夫の希望であった。 旅の様

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