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2021年12月19日21:13

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大河ドラマ 青天を衝け 第39回「栄一、海を越え」

・渋沢栄一は伊藤博文に対して、尊王攘夷に力を入れすぎている間違えを正さなければと
話す。博文は日本を守ろうという心が強かったと答える。

・明治42年(1909年)、渋沢栄一一行は、アメリカで日本が排斥されていることに対して、アメリカ人説得のため、約3か月のアメリカの旅に出る。栄一一行はアメリカ内を列車で回る。その間、アメリカのいろいろな街を訪問し、商業、エネルギー施設、大学、福祉施設などまわる。またアメリカのタフト大統領と面談。大統領は栄一にこれからは女性の活躍の場を、平和の戦いをと話す。

・アメリカでの列車旅の途中、列車が突然止まる。その後、ハルビンにて伊藤博文が暗殺された知らせが栄一に届く。そして記者団が列車におしつめ、栄一に伊藤博文が暗殺されたことについてインタビューを受ける。栄一は、新しい日本を作ったのは伊藤博文と我々でありるが、今の日本はとんでもないはやり病にかかっていると答える。

・栄一一行はカルフォルニアに到着。そしてアメリカ人の前で日本人排斥のことについて演説する。栄一は、日本人はカルフォルニアへアメリカの資産略奪のためにアメリカに移民したのではなく、労働力を提供するため日本に来たと力説する。栄一の考えはアメリカ人に伝わり、日本人排斥運動は鎮まる方向に向かう。

・明治43年(1910年)、徳川慶喜は渋沢家にて渋沢一族に教育の話をする。そんな中、
渋沢篤二がまた過ちを犯す。そして栄一は、篤二の廃嫡を決める。

・大正元年(1912年)渋沢栄一と渋沢喜作は血洗島の丘の上で村の祭りの様子を見守り、ついには昔のように祭りに参加する。喜作はこの年 74才にてこの世を去る。

・徳川慶喜は徳川慶喜公記に内容を校閲し、公記は完成する。栄一は慶喜にこれで、正しい慶喜の考え、幕末の真相を世間に伝えることができると慶喜に深く礼を言う。慶喜は供に長く生きてくれて感謝すると栄一に礼を言う。慶喜はこの年、77才で天寿をまっとうし、徳川歴代将軍の中で一番長生きした。

・中国の孫文が渋沢栄一に資金援助を求めるため挨拶にくる。栄一は孫文が経済人になれば喜んで力を貸すと約束する。しかし、その後、孫文は中国国内の内紛に巻き込まれ、栄一の約束を守ることができなかった。

・欧州で第一次世界大戦がはじまる。大隈重信首相とする日本は参戦の考えであった。栄一は重信に戦争をやめるよう説得するが、重信は聞く耳を持たなかった。

・大正3年(1914年)、日本は日英同盟を理由にドイツに宣戦布告する。この年、井上馨が80才にてこの世を去る。

・渋沢栄一は孫の渋沢敬三に自分の後継者となってほしいと頼む。敬三は栄一の願いについては即答はせず、考える。

・今回は締めくくりに徳川家康登場。徳川慶喜の天寿をまっとうし長生きしたことをほめたたえ、渋沢栄一を最後まで見守ってほしいと視聴者に頼む。

(感想)
・徳川慶喜が徳川歴代将軍の中で一番長生きしたとは知りませんでした。今回のドラマは
 明治時代後の徳川慶喜がよく描かれていてよかったです。

・栄一のアメリカ全土の列車の旅、よく描かれていました。最後のカルフォルニアの演説には栄一の心がこもっていたと思います。

・今回は一度に5年も話が進み、伊藤博文の他、渋沢喜作、徳川慶喜、井上馨がこの世を去る。

・次週は最終回、渋沢栄一の最後はどのように描かれるのか楽しみです。

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