mixiユーザー(id:20839049)

2021年10月12日07:02

46 view

勝手にしやがれ

『勝手にしやがれ(À bout de souffle)』仏1960年、フランソワ・トリュフォー原案、ジャン=リュック・ゴダール監督・脚本、ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ジャン=ピエール・メルヴィル、ジャン=リュック・ゴダール、ら。
9月6日に亡くなったジャン=ポール・ベルモンドを偲んで鑑賞しようと思いながら、1ヶ月が経ってしまいました。沢田研二のヒット曲「勝手にしやがれ」のタイトルは、この映画の日本語タイトルから来ていたなんて、知りませんでした。当時としては奇抜な撮影方法を取り入れていた事がよく分かりました。
ハンフリー・ボガートを崇めるミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)がマルセイユで自動車を盗み警察官を射殺、パリに着いたものの文無しで警察から追われながら米国人のパトリシア(ジーン・セバーグ)と行動を共にし、ミシェルが警察に追われる身である事を知った駆け出し記者のパトリシアはローマへ一緒に逃げる事を断念し警察に通報、逃げるミシェルは射殺されてしまいます。何度も演じられたミシェル自身が自分の唇を指でなぞる行為、何度もミシェルの口から放たれた「最低」という言葉、、、、、二人がパリの歩道を会話しながら歩くロケでは通行人がカメラを見詰めているシーンが複数垣間見られました。それもまた堂々?としていて楽しい鑑賞でした。始めの方のミシェルの台詞である「海が嫌いなら、山が嫌いなら、街が嫌いなら、勝手にしやがれ!」、強烈でした。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年10月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31