第三次世界大戦後の荒廃したパリの地下に暮らす人々の中から科学者が一人の男を選んで過去の世界へ送る。過去の世界へ来た男はたまたま知り合った女に恋心を抱くのだが、やがて男は未来へ行ったり来たりを繰り返すうちに女のことと少年時代の記憶を思い出す。
「12モンキーズ」の原案にもなった実験精神あふれる短編映画。昔見た時は「12モンキーズ」と2本立てだった。
全編モノクロ写真とモノローグと効果音で構成されていてレトロな趣き。写真だと思っていた画面の女が突然瞬きをしてドキッとさせる。純粋な映像はそのカットだけだった。
SF映画というよりはアート作品。この映画はヌーヴェルヴァーグ的観点からするとどういう位置付けになるのだろうか。
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