絶滅危惧種の渡り鳥に渡りを教え込もうと羽化したての雛から一緒に暮らす鳥類学者。北欧から渡りを実践しようとするものの何だかんだと邪魔が入り、その隙に息子が軽飛行機で渡り鳥と一緒に旅を始める。
前半は変人の鳥類学者が主人公で語られるが、後半の冒険行になると息子の少年が主人公となる。その構成が良い。
ワクワクしながら見ているうちに大きな感動がやってくる。これは良い映画だ。渡り鳥と一緒に飛ぶ軽飛行機が最高。20年以上前の「グース」という映画でも描かれていたな。
飛んでいる鳥を併走しながら映す映像が素晴らしい。「WATRIDORI」の映像も素晴らしいが、本作の映像も同じ。
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