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2020年02月02日23:29

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違和感

会社の有志数人で輪読会を行っているのだが、そこで岸政彦の「断片的なものの社会学」を紹介してメンバーに読んでもらったところ、反応が意外だった。

「無理やり人に寄り添っているようにみえる」「こういう考え方で生きるの大変じゃないのかな、って思った」「他人を理解しようとし過ぎるのもどうかと思う、時には割り切りが必要」「区別するのは必要があってのことだから悪いことではない」「前半は読むのが苦痛だった」…などなど。

どれも自分とは全く違う受け取り方だったので、「いろんな感想があって興味深かった」と強がったものの、戸惑ったというのが正直なところだった。

有志で輪読会をやるくらいなので、会社はよく話して考え方もある程度近いと思っていたメンバーだが、この時ばかりは壁というか断絶を感じた。

ぼくはここにいる人間なのだろうか。日頃薄々感じている違和感の輪郭が一段階はっきりとした日だった。
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