9/25 大衆紙

　テストが嫌いで別に落第してもいいと口にしたはいいものの年齢が違う奴らとうまくやれるか不安はあるという夢を見た。どこ気にしてんだよ。まったく覚えてないがテストは嫌いですね確かに。勉強への興味はほのかに湧いてきているとはいえ他人に実力を計られるテストは今でも嫌い。起き抜けには、書類を書いてからこの街に興味を持たない敵を焼いたんだけどそんな風に常に興味のない検索をしているとパソコンが重くなるよと言われる夢を見た。まったく分からないレベルだな、検索ってそもそもどこからどこまでが検索だったのか。

　今日はインターネットニュースに大したトピックもなかったので、子供の頃、家族にゲーム機を壊された経験を掘り起こして一通りげんなりするなどした。こういうのって教育の一環としてなされることが非常に多いと思うんだけど、そういう攻撃を受ける身としては普通に悪い思い出になったし、なんの発見もなかった。ひとのものを破壊するのは悪いということは分かったけど。でインターネットしてたら何かの間違いでおれが出したかったポップアップが出たけど出し方が分からない。これを出そうとして奮闘し、気づけばかなりの時間になっていたけど、どうも普通にクリップボードを監視してるっぽいことが判明したので安らぎを得た。

　今日は出かける予定がないので、昔読んだ本の読書メモ作ってみてたんだが、その前にインターネットニュースを検索していた。なんか次の元号はこれっていうアンケートが不謹慎でなくできるのは生前譲位されるからだみたいな話だったんだけど、不謹慎でなくともアンケートはやめろや、アホか。元号って今まで散々中国の古典から取ってきたのに、平成の次の元号はアンケートで決まりましたみたいなことが実際にあって未来の歴史の教科書に掲載されたらマジで最高だと思うよ、本当にアンケート大好きだなお前ら、一生アンケートで決めてろバーカ。と考えてから読書メモ作成をしたのだがやはり熱中してしまう、これがいいことなのか悪いことなのか分からん。おれは読書そのものに熱中したいのだが、それが叶わずに抜き出し行為はうまいとか、役に立たないだろ。本当に熱中し過ぎたので気付けば日没していた。

　セフレこと世界ふれあい街歩きは、スペインのミハス。教会に石をガンガン当てると彼氏ができるからと石を投げまくる若い女たち、動物愛護の聖人にそんなことしていいのか、外人が聖人と呼ばれるものを扱うときの感覚がよく分からん。白い町並みの中心地はもう観光地っぽくカフェにひとがいっぱい、これは期待できそうにない。噴水がバシャーとなっているところではガキがウロチョロしていたのでテンションが下がった。猫をストーキングして階段を登ると住宅街、そこから着飾ったロバに出会うんだけど、こういうシチュエーションを過去のセフレのどこかで見たような気がする、再放送ではないが、そのときも坂の多い道で、そのときは寄り道コーナーだった記憶がある。一応ロバタクシーらしい。観光地化した商店街でロバタクシーの飾りを編む女はさっきのロバタクシーの先導をしていた男の妻らしく、その飾りの文様はアパレホと呼ばれるとのこと。なんか夫婦仲良しですねといういらない描写が入る。観光地から横道に入ると地元の人間が使うらしい花屋があって、その店からポパイを自称するババアが出てくる。植木鉢は役所が決めて役所が提供するらしいので、ひょっとして花代も出ているのかもしｒねあい。ここで歴史コーナー、アフリカの海賊が来てめちゃくちゃやったらしい、アフリカの海賊というのはまたいい響きですね。で戻って坂道をパン屋が配達してる、まあありそうな業種ではある。ただ、一応高齢者のためにパンを配達してるらしいのに、背後からさらなる高齢者が普通に坂を上ってきてて破綻していた、ババアも長年こんな厳しいところに住んでいると鍛えられるのでしょう。結局、主となるはずのパン工房は見せてもらえなかったらしく、描写されなかった。ランニングするひととすれ違い、上を見ると異常な数の鉢植えがある。中には大量のゼラニウムが植えられていて、レストランっぽい雰囲気もあったが個人宅らしい。つまり金持ちであり、内装も統一感があった。昼にはガッツリシエスタの様子が映る、毎回感心はされるのに日本にはまったく取り入れられない謎の制度だ。グルメコーナーではナスのフライに黒蜜をかけたものが出てきて、まったく射程範囲にない食い方だったのでビックリしてしまった。コーナーから帰るとまたロバタクシー、その後ろから普通の車が来てて、あっ保護は特にされてないんだと気付いた。もう少し町の上の方に行くと、大自然そのままの剥き出しの壁から巨石が飛び出してる箇所があって、そこをロッククライミングする野郎どもがいた。便利な場所に崖があって嬉しいらしい。さらにその先にはミハスの裂け目と呼ばれる崖というか細い谷があって、そこには親が同伴しているとはいえガキがいた。事故で死んだりしないのかな。また別の聖堂？　教会？　の前にはハエたたきが娯楽のババアが集結していて、おそらくハエであろうものを叩いたあとグリグリしていたので殺気がすごかった。寄り道コーナーはネルハ洞窟の鍾乳洞。ここは超絶観光地だったし、完全なる鍾乳洞の映像だけで終わってしまった。街歩きに戻ったら、夕飯のあとアイスクリームを食うらしい話を聞く。そうですか。最後に、あんまり元気ではないババアの家の壁を、ババアに成り代わって白く塗る近隣住民の姿が。なぜかそこで幼馴染みと結婚しましたと言われてしまうが、それもそうですかとしか言えないんだよな。以上です。ミハスは、うーん……。