mixiユーザー(id:18559602)

2018年06月24日23:33

69 view

固有の言語による占拠について。



  固有の言語による占拠について。

 一人
 椅子に座って
 行く末を案じていた
 星はめぐりの歌を尊び
 宇宙は果てしなく
 銀河系では亡くなった子供が散歩しいていたり
 突然 列車が学生街の停車場に幻想として降り立つ
 その一人の手のひらからは
 

 君がかつてあった
 わたしとあなたを感じる
 もう どこでつなげないのかも知れない その

 誰からも
 相手にされないでいる言語が
 すくっと一人立ちすると講堂占拠した
 一人
 椅子に座って
 
 たしかにあの時、
 図書室で
 君に本を渡されたんだった。
  僕は、体を震わせて
  青春の二文字を思った。

 僕は書き忘れていたことを
  拾おうとした。

 君はいた。
  でも どこで?

 占拠した講堂から、
  うめき声を漏らすこのものは
  いったい何の歴史の上乗せなのか?
 星はこの場所を照らすべく
  小宇宙をここに作り出し

 彼女の復活を選ぶ。

 僕は痒い忘れていたことを
  拾おうとした。

 君が帰ってこないのなら、
  この独自の固有の言語状態を作り出して、
 講堂を占拠する

  決めていた。

 それから万年が過ぎた。

  幾億年も過ぎた。。。

 そして、

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する