快楽への絶滅の夜に。 快楽に向かって 森の中で 絶滅したがってるくらい 書物が読まれたりする 心臓が甘い調べにまろやかさを 増して
言語の恍惚 ある暑い盛りの頃に 言語による恍惚について 森のなかで 憩いつつ論じていると したがって 美なるものの 確
「ゲーテの性」 最後に女がでてくるなんて 思いもよらなかった サーカスは 綺麗なからだを見せつけるレオタードで 少年のこころを惑乱させた 綱の上でクルクルまわったり 少年は 女にくすぐられていた 男として 少年が 女に言い寄っ
「火星かなにかへの星への移動」 生きる意味がわからない やさしい少年が 哲学書をひもとくように 難解な言葉使いにあこがれたり 死んだようになってみたりR
「表現することに」 都市の喧騒を利用して いかにも ガサツであやしいまちを うろうろしたり して 古びた失敗の跡や 頑張った人の秘蹟 それらでいっぱいな にぎやかなところを 使うことは 言語にとって どうして