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2018年06月24日01:14

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言語のゆらめきの最初



  言語のゆらめきの最初 

 君が開かない
 この神秘の扉に酔いしれて徘徊した
 この少年のバラ秘蹟について
 口づけは
 容赦のない教科書の謎の落書き

 机の清算
  君が
 もたらした 亜鉛の雲へ
  へばりついた緑色のドームの中で
 声に
  出して
   君が 開かないことで
  私は
  ひたすらに
 閉じられた文学を必要とする。

  清らかに時には死のように明滅しながら、
  存在の彼方へ押しやろうとするその宗教情操を
  青白い
  命名の
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