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2018年06月13日06:58

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朝鮮戦争

 この戦争は実は「終戦」にはなっていなくてまだ「休戦」だったのですが(だから北緯38度線は「国境」ではなくて「停戦ライン」)、さて、これでやっと「戦争終結」に向かって事態は動くのでしょうか。とりあえず“口約束"レベルではありますが、これから良い方向に向かえるのなら良いのですが。ただ、かつてアメリカは中国との国交回復を日本の頭越しにさっさとやりましたが、北朝鮮とも似たことをやってしまう、なんてことはないでしょうね?

【ただいま読書中】『進撃の巨人(19)(20)(21)』諫山創 作、講談社、2016年

 巨人たちに占領されている地域にあるエレンの生家の地下室には「真実」が眠っているはずです。その「真実」を奪還するために残存兵力がずいぶん少なくなった調査兵団は新兵も交えて出撃します。それを、人型の巨人3体は、手ぐすね引いて待ちかまえていました。こちらの目的は、人類の殲滅と、エレンの確保。
 それがわかっているから、エレンは巨人化しておとりとして3体の分断を図ります。そして、巨人同士の肉弾戦。肉体の巨大さや重量感がしっかり伝わってくる描写です。作者は腕を上げています。
 しかし、人型の巨人たち、攻撃力だけではなくて防御力もとんでもなく高く、人類の新兵器で致命傷を与えたと思っても、完全に殺さない限り再生し、首を切断してこんどこそ殺したと思っても巨人の神経系に自分の意識を移せばあとから再生可能。こんなとんでもないのを相手に、人に何ができます?
 それでも絶望を原動力として調査兵団は突撃をします。全滅へ通じる道を。
 しかしここまで人体(と巨人体)の破壊を描いていると、この作品は国によっては成人指定を必要とするかもしれません。
 そして21巻の後半、ついに「壁の外側」についての神話のような物語(この世界の真実)が語られ始めます。しかしこれがどこまで本当のことなのか、それは語り手をどこまで信用できるか、によるのですが。


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