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2018年05月26日05:53

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意識のハードプロブレム

いわゆる心身問題というものはどう考えてみても存在しないとしか考えられない。この世界を物質現象と意識現象に分けるなら、われわれの感官には意識現象しかないはずである。まず意識現象があって、それから物質現象というものを推論によって構成している。つまり、科学的世界観は推論によって構成された世界であるはずなのに、今度は逆に、科学的世界観の中で意識現象を説明しようという逆転が起こっている。

ライプニッツの充足理由率を無意識のうちに無条件に受け入れているからだろう。われわれは余りにも科学的思考法を無条件に受け入れすぎている。

「空が青い」ということ、それは根源的事実であってその理由を問うことはどうしてもできない。まず、「空が青い」「夕焼けが赤い」等々の事実があって、その後に科学があるのであってその逆ではない。「光の波長が‥‥」というのは後からとってつけた説明に過ぎない。「光の波長が○○であればどうして青く見えるのか?」という問い自体が顛倒している。それはいわば「無矛盾率はなぜ正しいのか?」と問うのに似ている。

このことを説明してもなかなか理解してくれる人がいない。新たにトピックを立てて同志を探すことにした。
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