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2018年05月04日16:07

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大河ドラマ西郷どん 第16回「斉彬の遺言」

・西郷吉之助は京の都にて主君 島津斉彬の死を知る。吉之助は近衛忠煕に水戸徳川家に大老 井伊直弼に兵を出す詔を天皇に出してもらうことを頼む。そして願いがかない天皇から詔が出される。吉之助は天皇の詔を持って急ぎ江戸を目指す。

・一橋慶喜は朝廷の許可を得ず、独断で日米修好通商条約を締結したことを強く非難する。直弼はひたすらそのことに対して謝るだけであった。あわせて徳川斉昭も直弼に
日米修好通商条約締結を非難するが慶喜同様、ただ謝るだけであった。

・西郷吉之助は天皇の詔にて一橋慶喜に井伊直弼に対して兵を差し向けるように頼むが、徳川斉昭は直弼により蟄居を命ぜられており、それどころではなかった。

・井伊直弼は天皇から出された詔を察知し、天皇をたぶらかした者を捕まえるよう家臣に命令する。

・西郷吉之助は江戸から京に戻り、近衛忠煕、橋本佐内らに今回の天皇の詔は失敗に終わったことを報告する。そして吉之助は自害しようとするが、月照がとめる。

・井伊直弼の安政の大獄が始まり、直弼による幕府への反逆者の処分は、月照にまでおよぶ。

・西郷吉之助は幕府からの追手から逃れるために月照とともに薩摩を目指して逃げる。
橋本佐内は吉之助、月照の逃げる手伝いをするが、その後、幕府に捕らえられていまう。

・その後、西郷吉之助と月照は似顔絵の瓦版により指名手配される。吉之助はもはやここまでと思い、再び自害を試みる。すると島津斉彬の亡霊が現れ、斉彬の想いを果たすよう伝える。斉彬の説得により、吉之助は自害を踏みとどまる。その様子を月照が見守っていた。

(感想)
・知らない間に日米修好条約が、井伊直弼により朝廷の勅許も得ず、結ばれる。徳川斉昭、一橋慶喜は直弼を非難するが、直弼は弁明せず、ただ恐れ多いことでございますと
謝罪するのに対して、それ以上、斉昭、慶喜は何もできないのは、隠れた直弼の権力でしょうか。

・島津斉彬が亡くなっても、水戸 徳川家に井伊直弼の政治を正してもらう西郷吉之助の粘り強さには感服しました。でも水戸徳川家にしてみたらいくら天皇の詔だといってもどうどうと直弼に対抗する兵力はなかったように思えます。でもこれは、のちの桜田門外の変のきっかけになったのかなあと思いました。

・西郷吉之助が自害しようとするとき、島津斉彬の亡霊ができていたシーン。斉彬はいつでも吉之助を見守っているように思えました。これで渡辺謙さん演じる斉彬は見納めですね。



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