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2018年05月04日06:33

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アダムへの疑問

 アダムとイブのエピソードについては疑問がいろいろありますが、そもそも神はアダムになぜ乳首をつけたんでしょうねえ。

【ただいま読書中】『失敗だらけの人類史 ──英雄たちの残念な決断』ステファン・ウェイア 著、 定木大介・吉田旬子 訳、 日経ナショナル・ジオグラフィック社、2018年、2600円(税別)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4863134029/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4863134029&linkCode=as2&tag=m0kada-22&linkId=d1d708993f39a5c16f81802ff0178259
 「アダムとイブ」「パリス」から「エンロン社」「津波センサ」まで、人間の歴史の失敗、それも大失敗を特集した本です。それぞれ「人物」「結果」「失敗」が簡単に箇条書きでまとめられ、それからその内容が軽やかにしかしけっこう真面目に語られます。たとえば「アダムとイブ、禁断の木の実を口にする」では「アダムとイブ」「原罪」「軽率な行動により、人類の本質的愚行の嚆矢となる」。「フランス軍、マジノ要塞線を過信する」では「アンドレ・マジノ」「数百万フランもかけて、間違った場所に間違った種類の要塞を建設」「次の戦争の新技術に備えず、古いタイプの戦争の準備をした」。「津波観測センサ、インド洋に設置されず」では「南アジアの各国政府」「死者23万人のうち6万2000人には危険を知らせることができたはずだった」「各国政府は、海中の海洋計測センサよりも核兵器のほうが重要だと判断した」。
 「失敗だらけ」というよりも「愚行だらけ」と言いたくなります。そして、嫌な予想ですが、この本にはおそらく“続編"があるはずです。人は失敗をするものですから。ただ、歴史から学べば、大失敗を失敗に、失敗はそれを防止する行動に変えることができるかもしれません。まずは本書を読んで,興味のあるエピソードについては参考図書を読んでみることをお勧めします。私はそうします。


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