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2018年04月08日07:42

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源氏物語

『源氏物語』1951年公開、紫式部原作、新藤兼人脚本、吉村公三郎監督、長谷川一夫、京マチ子、乙羽信子、木暮実千代、大河内傳次郎、ら。
長谷川一夫が演じた26歳頃の光源氏って甲斐性があったのかどうか、一夫多妻を字でいっていたんでしょうか。子を産んで直ぐに病死した水戸光子?演じた葵の上が哀れです。淡路の上役の京マチ子は性悪女、紫の上役の乙羽信子は光源氏最後の寄り添い、として好演だったと思いますが、最愛妾である藤壺を演じた木暮実千代が一番印象的で珍しく?真面目さを際立たせていたように思いました。また、弘徴殿女御を演じた東山千栄子は意地悪で、小津作品で見せた様な人がいいお母さん、お祖母さんとはかけ離れた恐ろしい女役に仕上がっていて少し恐かったです。源氏物語ブームは平安時代以後 何度も何度も繰り返されているみたいですね。原作から直接に脚本化出来るはずもなく、与謝野晶子らの現代語訳が間に挟まれている事に頷きます。ストーリー中の人間関係をしっかり把握しておかなければ、と思った次第。須磨海岸か明石海岸から臨む淡路島が眩しかったです。
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