我々は本当に、泡のようだと思う。どこからか現れ、いつの間にか消える。ひとつひとつは大きさが異なり、発生から消滅までの時間も違う、けれど、そこに大きな差はない(少なくとも、より大きな視点から眺めれば)。
大きなことを成したいとか、長生きしたいとか、子孫繁栄とか。それは、泡が少し大きいとか、消える時に痕が残ったとか、それだけのこと。そう思うと、虚しいと同時に半分救われた気持ちにもなる。
泡のように消える。跡形もなく、静かに。その日を想って日々を過ごしていければいいな。
特に最近こんなことをよく考えるが、悪いことではないと思っている。
ログインしてコメントを確認・投稿する