「都市の音楽作用」
快楽的な
くらしが
限界をもって
体の支配がうとましくなったところから小説を生き始めた
なにも現実によらなくて
いいことを
空想する機械から
教えられ始めている青年の
くらしが音を支配しながら、
快楽的な都市をつくるように音楽すると
音楽があらかじめ
その人の人生を生き巡っているように
モダニズムのノオトから
漏れ始め
女の甘い吐息が入り混じり、
秩序と混合して
絶妙な快楽を
際限なく
小説として生きるこのもの。
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