「国家のたそがれに」
さびしい法悦に・・・
たそがれた子供の懐かしい時間に
君は国家のたそがれも感じる
世紀に
ピアノを落とす
水中にピアノが降りて行く
生き筋の
振り返った美少女を音楽にする、
溜まり場みたいに
平気でバッハみたいに
偉大になれる
この多くの。
多くを語らない
この沈黙から単純に記譜できない、この
樹が伸びて記号にならないから
ピアノを落とした
記号の戯れを
語らない
教室の国家のたそがれに
君はピアノを
水面に浮かべた表情でめくばせすると
教室の国家のたそがれ いつかの
背中
ひとり這いつくばってる机
シャープペンシルが鈍い
なんて
シュールレアチーズケーキな詩の机
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