チャスラフスカさん

昨日、広尾の花屋さんで献花を買い、訪れたチェコ大使館前には大鷹節子さん御夫婦を始め、ヴェラさんを偲ぶ人達が待ち構えていた。 心を込めて記帳の一字一句をしたためた。大使挨拶の後に語られたチェコセンター所長 エヴァさんのお話しは忘れ得ないものになった。1990年代にヴェラさんが娘息子を伴って来日した際以来に個人的お付き合いされているエヴァさんは先月下旬にプラハ行きをヴェラさんに連絡、プラハに着いたらすぐに電話欲しいと言われていたエヴァさんは病院へ駆け付けた。多少は元気なく、食欲も減退したとのヴェラさんはそれでも意識ははっきりしていた。チェコ日本の名誉ある某委任状を手渡した。土産物さんに連れて行ってくれ、たくさんのおみやげを買ってくれた。。。その後ヴェラさんにメールしたが二度と返信はなかった。。。と。波瀾万丈という言葉を何度繰り返しても足りない位の英雄、ヴェラ チャスラフスカさんが息を引き取る8月30日の５日前、絶妙なタイミングで対面を果たしたエヴァさんは嗚咽をこらえながらヴェラさんの様子を語られた。同じチェコ人同士の付き合いを日本語で伝えながら、ヴェラさんが遺したチェコ日本の架け橋を引き継ぎたい、と。その後に上映された『VERA68』はこれまで三回観賞したが、また新たな発見があった。ヴェラさん、本当にお疲れ様でした。忍耐、勇気、感動、、、言葉が見つからない。本当に有り難うございました。天国で2020年の東京五輪を見守って下さい。合掌。