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2016年01月19日03:00

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詩です。


「ぼくらの革命歌。」

校内で緊張しながら、
いきなり、
学歴差別をなくす会が、
革命歌を流す。
場がくずれ、
つくえと椅子がさんらんし、
変えられなかった黒板を
学生専用にした。
暴力的に教師をしばりあげ、
いけない
あそびを
告白させて、
催涙弾もなんのその、
怒りのアナーキストが、校内を
壊し始める。
やばい喧騒、
思想は、バリケード、
テーマはやっばり、自由。
金属バットで、職員室を破壊し、
目玉をひんむいた教師を威嚇する。

自由は少しだけ、
暴力で見えた気がしたが、
果てない、
学校の規律に、
とどめをさしたのが、
騒然とした校内自由恋愛だった。
またがった女子の
こうぜんとしたストリップやら、
体育倉庫やらで、
場は和んだ。

どうやら、
ここまでのようだ。

警察が介入し、

一人ずつ逮捕された。

彼らは校内放送で、勝利を宣言した。

「 これが、青春でっす。」

今がたのしい。

それで、いい。

屋上で用意した旗を振る。

肩を組んで、ぼくらの革命歌を歌う。横に揺れる。

おいらたちは、やってのけたよ。未来。

ぼくらは革命歌を歌う。

ぼくらは革命歌を歌う。

ぼくらは革命歌を歌う。ありがとう。

またいつかの革命へ。

肩を組んで歌を歌う。

ぼくらの革命歌を歌おう。

ぼくらの革命歌を。


放水も、

催涙弾も、

警察のがなりたてる声も

青春。

全身に今、生きてるを浴びて。

ぼくら、生きてる。

ぼくらの革命歌を歌おう!!!

砦、万歳!!ぼくたちの自由!!

革命万歳!!!手をとりあって。

放水されながら、

ぼくらの革命歌を歌おう。

いつまでも。
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