長州藩は8月18日の政変により、七卿ともに長州に落ち延びることに。
・文は三田尻にて、奇兵隊のために飯炊、七卿の世話きを前島一誠に頼まれる。一方、久坂玄瑞は文に別れを告げず再び京へ。
長州藩では、京にのぼり御所を奪還しようとする進発派と時を待とうとする割拠派との意見に二手に分かれる。
・周布正之助は高杉晋作に進発派か割拠派か問う。それに対して晋作は京に登り、会津を討つ進発派であると答えると、周布は進発派の抑えに回るように命じる。
・木島又兵衛は遊撃隊を結成し、いまにも京に兵を挙げる勢い。高杉晋作は木島に進発派かと問われ、進発派と答えるが、木島とともに京にはいかない考えを示す。結局、高杉は吉田利麿の進言により、長州藩を脱藩して京に行くことに。
・久坂玄瑞は、小田村伊之助に対して久米次郎を養子を養子にしたいと申し出る。それに対して、伊之助は、父としての役目を果たすことの条件を出す。
・久坂玄瑞は文の姿を見守るだけで、別れを告げずに京に向けて再び出発する。
京にて長州藩を取り締まる新撰組 沖田総司が久坂玄瑞の前に現れる。久坂は顔を隠す。沖田は、顔を隠した男を久坂と察し、顔で隠した傘帽子をとるように言い、久坂は危機一髪。そんな中、高杉晋作が現れ、新撰組の目を高杉に向けさせる。高杉は鉄砲を打ち、新撰組が鉄砲の音でうろたえているすきを月、高杉、久坂らは逃げる。
・文は三条実美に京での戦を思いとどまってほしいため、京菓子 八つ橋を三条のために作り、三条に献上する。
・文は小田村伊之助と久米次郎養子の件で、話し合う。文は久坂玄瑞が久米次郎を養子にもらうのは、久坂が死ぬ覚悟をするため養子をもらう考えではと、伊之助に話す。それに対して、伊之助は久坂は生きるために養子をもらうのだと、文を諭す。伊之助の言葉もあり、文は久米次郎を久坂家の養子にもらうことを決心。そして改めて、小田村家に久米次郎を久坂家の養子にしたいと申し出る。その文に願いに対して、寿は文の願いに応じた。
周布正之助は小田村伊之助に脱藩した高杉晋作は野山獄に入れることを示唆し、高杉の代わりとして長崎に行くように命じる。
(感想)
・久坂玄瑞が新撰組に見つかりそうになるシーンよかった。
・高杉晋作が脱藩したとは知りませんでした。
・今回は久米次郎が久坂家の養子になるところが描かれるシーン長かったけど、久米次郎の久坂家への養子が実現してよかったです。
次回 風になる友
ゆかりの地 山口県 防府市 防府天満宮
JR「防府」からバス「防府天満宮」下車すぐ
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