・1862年 西郷吉之助が島津公の上洛のお供で、下関にて、久坂玄瑞と面会。玄瑞は長州藩もなんとかせねばといきり立つ。
・萩城に高杉晋作が呼ばれ、周布正之助は晋作に上海視察を命ずる。
・久坂玄瑞は周布正之助に、京に人を集め、ことに備えるべきと意見するが、周布は、すでに永井雅楽に任してあり、その必要はないと久坂の意見を退けられる。
・それに対して、久坂玄瑞は松下村塾の塾生を集め、自分たちだけで京に上洛し、朝廷に攘夷実行を働きかけるべきといきり立つ。また、すでに京にいる永井雅楽と刺し違える覚悟を松浦亀太郎に伝える。
・久坂玄瑞は京に上洛するにつき、軍資金が足りないので、文に援助を頼むが、難色を示す。文はいったんは玄瑞の頼みを断ったものの何とか軍資金を玄瑞のために工面したい様子で、それを見た母 滝は、父 百合之助に内緒で、百合之助の書物を売却し、お金をつくり、文に渡す。
・久坂玄瑞は、吉田松陰から託された異国人の服のボタン、松陰の遺言を持ち、松陰の肖像画を見ながら京に上洛する心の準備をする。そんなとき、文は、玄瑞に頼まれた軍資金を玄瑞に手渡す。
・そして、久坂玄瑞が京に上洛する当日、高杉晋作が見送りに来る。そして、晋作は、吉田松陰が果たせなかった2つの志 「攘夷決行」、「異国を見ること」を実行すると玄瑞に宣言する。
・松浦亀太郎は、京に上洛した久坂玄瑞に合流するが、その途端、姿を消す。そして、亀太郎は久坂玄瑞に代わり、永井雅楽の暗殺を試みるが失敗に終わり、玄瑞らに見守られる中、自害して果てる。
・松浦亀太郎の起こした事件は小田村伊之助によって文たちに伝えられる。そして、伊之助は亀太郎なりに志を果たしたと、亀太郎を称賛する。そして、伊之助は京へ上洛することに。
・杉浦亀太郎の母が、亡くなった亀太郎の書いた絵を見に、杉家へ。そして、亀太郎の死を悲しむ。そんな中、高杉晋作の妻女は亀太郎の母にどんな覚悟で、亀太郎は京に上洛したのか聞く。それに対して文は退屈しのぎに聞いているのかと晋作の妻を怒るとともに、女にも男にようにできることがあることがあると信じる。また、女たちはたくさんかまぼこが売れ、お金が貯まったと喜ぶ。
・京で、小田村伊之助、久坂玄瑞は周布正之助に、杉浦亀太郎の死に報いるために、長州藩の未来のために、我々を選んでほしいと頼む。
(感想)
・今回の話は女たちが手を取りあえば、できることがあることを示していたような気がしました。
久坂玄瑞が軍資金を文に期待し、文がその期待に応えることができたことは女たちの協力があたったからできたと思いました。女たちも協力しあえば、すごい力となると思いました。
・杉浦亀太郎の死を覚悟した行動は、小田村伊之助に認められ、周布正之助に久坂玄瑞を長州の未来を託してほしいと頼むにつながっていきよかった。
・高杉晋作は上海の視察決定。晋作の吉田松陰の志を継ぎたい心構え伝わってきました。
・せっかく、萩で一緒に過ごすようになった文と久坂久坂玄瑞が別れ別れになり、少し残念。
ゆかりの地 山口県 萩市 松浦松洞生誕の地
JR 東萩駅 からバス 吉田松陰神社下車すぐ
次回 松陰! 復活
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