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2015年02月01日21:21

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大河ドラマ 花燃ゆ 第5回「志の果て」

・吉田寅次郎は、野山獄に投獄される。隣にいる囚人から、ここの牢に入ったら生きて出ることは出来ないので、眠るように勧められる。しかし寅次郎は、牢史 福川犀之助を通じて文に書物を持ってくるよう頼む。投獄中はに書物を依頼し、なんと2か月で約100冊の書物を読みこなす。文は寅次郎の探す書物がない場合は、江戸にいる小田村伊之助に頼んだ。

・そして、文は、その時、金子重輔の母とであるツルと出会う。お互い身内が牢に入れられる身。しかし、ツルは文が吉田寅次郎の妹とは知らない。文とツルは一緒に昼食と食べ、ツルは重輔は家の染ものを手伝っており、武士になりたいために学問を学びに江戸に行き、それを止めるべきだったと嘆く。

・野山獄にて吉田寅次郎は、他の囚人 吉村善作、富永有燐らとである。善作は、俳句をたしなみ、寅次郎は善助より俳句を学ぼうとするが、有燐は興味を示さない。

・江戸では、小田村伊之助が寅次郎の探している書物を見つけるために桂小五郎と食事処で対面。そんな中、老中 阿部家の家臣たちが、主君の悪口をののしったとして伊之助を叩きのめしにくるが、小五郎が家臣たちを刀の小手を巧みに使いやっつける。

・ツルは息子 金子重輔の病がひどくなってきたため、岩倉獄に投獄されている重輔の面会が許される。そしてツルは一人では心細いので、文に面会の付き添いを頼む。重輔にはやくこの牢獄から出るよう説得するが、重輔は、長州の武士の誇りとして、ここからは逃げないと答える。そして、重輔は黒船密航に失敗した後、吉田寅次郎から志の証として、もらったボタン(寅次郎が米人の服からもぎ取ったもの)を大切に持っており、それを自分の宝だと、母 ツルに見せ、異国へまた渡りたい夢を語る。

・野山獄で、吉田寅次郎は、富永有燐に書物を差出、その書物についての意見を伺おうとするが、有燐は、生きて、腐って、呪えと自分の信念を語り、友 金子重輔の命も救えないようなものには学問は紙くずのようなものと叫び、寅次郎の差し入れた書物を破り捨ててしまう。有燐の言葉を聞き、寅次郎はうろたえる。

・江戸では、小田村伊之助と桂小五郎と宴会場で吉田寅次郎が密航して野山獄に投獄されている吉田寅次郎のことについて語り合う。その話をききつけて、薩摩藩の西郷吉之助が挨拶に来る。どうも寅次郎は今回の密航事件で、日本中の志ある若者の心をつかみ取ろうとしていた。また、井伊直弼にも寅次郎の密航の件は伝わり、牢で朽ち果てるのはもったいないとのコメントした。

・文は金子重輔に薬を持って、励ましに行こうとするが、岩倉獄に辿りついたとき、そこには、荷駄を運ぶ金子一家が。荷駄には病でなくなった重輔がいた。それを見た文はツルに対して、自分は、寅次郎の妹と名乗り出るとともに、重輔が宝にしていた寅次郎からもらったボタンを預けてほしいと頼む。しかし重輔の母 ツルはボタンは捨ててしまったと悲しみながら答える。野山獄の獄史 福川犀之助はその風景を悲しげに見守る。

そして、牢史 福川犀之助は、文に野山獄にいる吉田寅次郎に面会することを許す。文と寅次郎は久々の対面。文は、金子重輔が病で亡くなったことを伝えるとともに、寅次郎が重輔を殺したと攻める。それに加え、寅次郎の訴える強い大義の証を形で示してほしいと叫ぶ。文が去った後、寅次郎は重輔が亡くなったことを嘆き悲しむ。

・文はその後、家に帰り、布に包まれた金子重輔が大事に持っていたボタンを見つける。そして、すぐにボタンを置いていったツルを追いかけ、御礼をいう。

・一方、野山獄では、高須久子という囚人が吉田寅次郎の牢の前に来て、お願いがあると申し出る。

(感想)
・野山獄の囚人 富永有燐の信念 生きて、腐って、呪え、と何度も叫んだ意味とは考えされました。生きていても空しくなり、その生きていることを呪いたいのでしょうか。有燐は何をして牢に入れられたのかなあと思いました。

・桂小五郎が老中 阿部の家臣たちをやっつけるシーンは迫力ありました。あんなに桂さんが強いとは。

・今回、初めて、井伊直弼が登場、吉田松陰の黒船密航事件で、寅次郎を牢獄で陣市政が終わるのはもったいないと、寅次郎には才能があると評価したシーンはい印象的でした。

・文が薬をもって、金子重輔を励まそうとした矢先、重輔が病で亡くなってしまい荷駄で運ばれる
シーンは悲しいシーンでした。

・文が野山獄で寅次郎と面会するシーン。文が兄 寅次郎に大義を証を形で示してほしいと強く訴えるシーン。文の家族への思い、兄への思い、心強さを感じました。

・最後の女囚 高須久子の吉田寅次郎への依頼ごと 気になるところです。


次回 女囚の秘密

ゆかりの地  山口県 萩市

  岩倉獄  JR萩駅 からバス野山獄跡入口下車すぐ



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