ベルニナ鉄道の電車に乗った。指定席だが、電車は空いている。どこにでも勝手に座ってよい雰囲気だった。乗る前に添乗員さんから左側に座った方がいい、と言われていた。
◎美しいポスキアーヴォ湖を車窓から観る
電車は南下していくから、確かに左側の車窓に青いポスキアーヴォ湖が現れてくる(写真)。これもまた美しい湖だ。地図で見るとけっこう大きい湖で、湖面の標高は962メートルという。
発車20分ほどたつと、そろそろ「ブルージオのループ橋」だと添乗員さんから言われた。
左車窓に寄り、窓を開ける。幸い、他の乗客はほとんどいないから、迷惑をかける心配はない。
◎約2分、ループ橋を通る
ついに見えた! 列車は減速し、大きく回っていく。直径は100〜110メートルのループを描き、高低差10メートルの勾配を克服している(写真:なお全容を見るために、ウィキペディアに掲載された空中写真も参考のために掲載する)。
見ると、鉄路の下に10数人の撮り鉄がスマホやカメラを構え、シャッターを押し、かつ列車に手を振っている(写真)。小さくてとても表情は分からなかったが、たぶん日本人の鉄道ファンだろう。
ループ橋の通行は、2分ほどだった。実はこの日の旅は、ベルニナ鉄道に乗ってこのループ橋を車内から観ることが最大のハイライトだったのだ。
◎国境を越えて再びイタリア領に入る
ブルージオのループ橋を通ると、後はほとんど観るべきものはない。
そしていつの間にか国境を越え、列車はイタリア領に入った。シェンゲン協定に入っている国々の国民は、ほとんど国境など気にかけていないだろう。ただし僕らは、最初の日のツアーでスイス領のヴェルザスカ渓谷とソノーニョを訪れた時、スイスで買い物をする場合、ユーロは使えるがおつりはスイスフランで来るから注意して、と添乗員さんから言われた。ユーロ圏ならまだしもEU非加盟のスイスでは通貨だけ「国境」を意識されるのである。
(この項、続く)
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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昨年の今日の日記:「監視カメラのリレー捜査で通り魔殺人もスピード検挙の当世犯罪捜査事情」
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