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2026年08月26日05:21

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北イタリア、アオスタ、ドロミテ周遊(23):深い青色のミズリーナ湖と背景に聳える山に感動

 7日目、実質6日目(7月24日=金)は、ドロミテ周遊のハイライトとも言うべきトレ・チーメ展望ハイキングだ。アオスタの大聖堂で骨折し、無念のリタイアをした高齢女性が観たかったというのは、この日の観望だ。

◎スーパーにEV充電施設
 出発前にシェラトン・ホテル近くの大きなスーパーに行った。土産を買うためだ。空港のスーベニアショップの値段は高いので、スーパーでイタリアのお菓子を買った方がずっと安い。
 スーパーの前に、EVの高速充電器が備えられていて、2台の車が充電している(写真)。右の1台はフォルクスワーゲンで左のもう1台は韓国製の起亜自動車だ。最近、欧州を席巻しつつあるというスターリニスト中国製の比亜迪(BYD)は見られない。充電していたのはたった2台だから、これで欧州のEV事情を代表していないのは明白だ。
 そして買い物をしてホテルに戻る前にもう1つ目を引いたのは、歩道に明確に分けられた自転車道の設置である(写真)。今回、北イタリアを回って痛感したのは、自転車の盛行である。北イタリアの高原を、傾斜度15度くらいの道であれ、スポーツ自転車が走っていた。ならば都市では、自転車利用は当たり前である。歩行者と自転車の分離は、当然の施策だろう。

◎「ドロミテの真珠」ミズリーナ湖は展望だけ
 ボルツァーノのシェラトン・ホテルを出て、途中でまた渋滞に巻き込まれ、途中1回のトイレ休憩を挟んで、「ドロミテの真珠」と呼ばれるミズリーナ湖には約30分の延着となった。
 ミズリーナ湖は、湖面が標高1756メートルあり、40分くらいで1周できるらしい。しかし渋滞で、散策は不可能になった。僕たちは、レストランの展望所でミズリーナ湖を展望し、お茶を濁すしかなかった(写真)。残念だ。
 さすがに「ドロミテの真珠」と呼ばれるだけに、ミズリーナ湖は深いブルーで美しい。背景に高い山がデンと構えている。秀峰トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードだ(写真)。その美しさは、筆舌に尽くしがたい。

◎ミズリーナ湖の背後に聳え立つ山に地層の堆積がくっきり
 この山を見て、ドロミテ山群が2億5000万年前に海で土砂が堆積した地層が、その後の地殻変動で隆起して形成されたことが納得できる。地層の筋目が鮮やかに浮き出ている。
 実は昼食後に冒頭で述べたトレ・チーメ展望ハイキングが予定されているのだ。こちらがメインで、しかも約2時間半、ハイキング道を歩く。しかも昨日、ポルドイ峠ハイキングに僕たちを案内してくれた現地ガイド氏と待ち合わせてしている時間もある。それでも添乗員さんが連絡して15分遅れに変更してもらった。

◎マスは臭みがなく美味
 昼食のメインディッシュは、マスのグリルだ(写真)。ミズリーナ湖産ではないが、この近くの雪溶け水を引き込んだ養樽場で養殖したマスだという。
 一口食べてみて、美味い、と感じた。淡水魚の臭みが全くない。イタリアに来て、アトランチックサーモンは2度ほど食べたことがあるが、マスは初めてだ。しかも嬉しいことに、ソイソース(醤油)もあるという。これで熱々のご飯があれば、申し分ないのだが、さすがに主食はパンだった。
 実は昨年、クロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園のレストランで同じマスのグリルを食べたのだが、塩がききすぎて塩辛いだけで味は全く知覚できなかった(8月16日付日記:「旧ユーゴ3カ国周遊(22):プリトヴィッツェ湖群国立公園に入る;昼食のマスは塩辛過ぎた」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202508160000/)。ここが戦後一貫して西側自由諸国だったイタリアと長く社会主義体制に置かれていたクロアチアの違いなのだろう。
 美味しいマスのグリルを食べて元気が出た。
 13時15分、レストランにやってきた昨日の現地ガイド氏と共に、トレ・チーメ展望ポイントまでの往復2時間半、約5.6キロのハイキングに出発だ。
(この項、続く)

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202608260000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「旧ユーゴ3カ国周遊(27):ロヴィニの丘の上の聖エウフェミヤ教会を訪れ、聖人エウフェミヤの石棺と絵を観る」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202508260000/

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