レノン高原鉄道にすんでのことで間に合ったわけだが、日本だったら間に合わなかっただろう。
というのは、日本には改札があるからだ。添乗員さんが窓口で切符を買い、僕ら1人ひとりに手渡しして自動改札を通らなければならない。これは、乗り継ぎ2分ではとうてい無理だ。
◎改札の無い公共交通機関
しかしイタリアは、というかヨーロッパの鉄道は、路面電車も含めて改札は無い。
だからフリーパスで、電車に乗れる。むろん無賃乗車は可能だ。しかし時々、検札が来て、切符を持っていないとかなり高額の罰金を取られるという。しかし以前、ローマやパリで地下鉄に乗ったが、1度も検札にあったことはない。
添乗員さんに聞くと、実際にそうだという。今回の猛ダッシュでの乗車は、すでに旅行社は料金を支払い済みなので無賃乗車にならないが、いくらでもタダ乗りは可能なのだ。
これでは、ヨーロッパの公共交通機関は赤字にならないのだろうか。他所の国のことながら心配になる。
◎約90分のハイキングの始まり
車窓からは、美しい田園風景が見える(写真)。
約16分乗って、コッラルボ駅に着いた(下の写真の上)。駅前にアルプスアイベックスの彫刻が設置されている(下の写真の下)。
この駅前のバス停に僕らがボルツァーノで降りた小型バスが待っていた。
バスに約1時間乗り、奥のサンタ・マッダーレ村の駐車場に着く。
ここから丘の上のパノラマポイント展望台まで緩やかな坂道の散策となる。僕は、スニーカーから登山靴に履き替えた。自動車が通るらしく、道は舗装道路となっている。
上り1時間弱、下り30分強の約90分間のハイキングである。強い日差しの下、けっこうきついハイキングとなった。
◎見えた! ガイスラー山塊
歩き出して緩やかな坂道を登り始めると、右手に一面の白い小さな花の群落。ジャイアント・ホグウィード(バイカルハナウド)かもしれない(写真)。この花は、しばらくこの緩やかな斜面にずっと咲いていた。
少し登って行くと、右手の山の間に灰白色の山群が見えてきた。ドロミテ山群の一部、ガイスラー山塊だ(写真)。
ちなみに日本で買ってきた『地球の歩き方』のドロミテのページにサンタ・マッダーレ村はどこにも無い。役に立たないガイドブックに税込み2420円も払ったと思うと、腹立たしい。
(この項、続く)
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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昨年の今日の日記:「ネアンデルタールの骨の高い窒素15比率は腐敗肉にたかるウジ虫も食べていた?」
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