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2026年08月12日02:27

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北イタリア、アオスタ、ドロミテ周遊(12):国際的名勝地のコモ湖は俗化著しく

 ブルー湖とマッターホルンに別れを告げ、小型バスは次の訪問地のコモ湖に向かう。

◎ボルタ電池のアレッサンドロ・ボルタはコモの生まれ
 コモ湖は、国際的に有名な保養地で、例えばハリウッドの大スター、ジョージ・クルーニーなどが別荘を持つことで知られる。
 コモ湖畔のバス駐車場で降り、僕たちはクルーズ船に乗るために船着き場に向かった。
 途中、アレッサンドロ・ボルタ広場に立つ大きな像に出合った(写真)。中学の理科の授業で習ったボルタ電池の発明者アレッサンドロ・ボルタの像だった。ボルタがコモ生まれであることは、これで初めて知った。
 その広場を突っ切ってすぐがクルーズ船の船着き場だった。

◎クルーズ船乗船には整列なく
 間近で有名なコモ湖を観た。つい先ほど、午前中と午後の2度にわたってブルー湖を観た僕の目には、しかしコモ湖は単なる俗化した観光地にしか見えなかった。湖の色もさほど美しくなく、それでいて名前だけは世界的に通っているから、僕たちの乗ったクルーズ船も満員で、日本の芦ノ湖や琵琶観の遊覧船のように風情に乏しい。もっとも日本の観光地と違って露店は出ていないが。
 いっそうゲンナリさせられたのは、遊覧船に乗る客がまるで整列乗船せず、平気で横入りしてくることだ。僕たち一行が(といっても添乗員さんを含めて7人だが)乗船場近くにいた時は客はまばらだったのに、いつの間にか観光客でいっぱいになり、けっきょく僕たちは最後近くに乗船という羽目になり、おかげで席を探すのにも苦労したほどだ。

◎クルーズは往復約30分で旅情感じられず
 クルーズは、たった15分ほどのミニミニで(写真)、次の次の船着き場で下船した。しかし約20分後に元の出港地まで戻る船がくるため、船着き場近くに留まらざるを得なかった。
 船着き場の公園で、湖面から吹く微風にひたってゆったりとコモ湖を観るしかなかった(写真)。どこか歩いても、特に観るべきところはないようだった。
 クルーズ船がやって来た。乗船してみると、僕らが乗ってきた船がどこかから戻ってきた便だった。来る時に座った後部の席の前にいた女性ばかりの母子4人組が、同じ座席に座っていた。それなら僕らも下船せず、そのまま引き返してきたらよかった。正味約30分のやや興ざめのクルーズで、旅情などほとんど感じられなかった。
 元の船着き場で下船した。それからはコモの旧市街の散策だったが、添乗員さんが用意した地図を片手に市街地一角を案内してくれた。

◎暑かったので街角のジェラート店でのジェラートは美味しかった
 再びボルタ広場を通り、それからどう歩いたかはよく覚えていないのだが、通りの一角でジェラート店を見つけ、全員が立ち寄ってジェラートを注文した。昨年、クロアチア、トゥロギールでスリ被害に遭ったのは、路面に面したジェラート店でジェラートを注文していた時だったことを思い出した(2025年8月13日付日記:「旧ユーゴ3カ国周遊(20):トゥロギール観光の帰途、バスの中で現金をすられたことに気づく」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202508130000/を参照)。今回は、店の中に入って注文し、しかもしっかり用心していた。
 コモ湖は周辺をアルプス山脈に囲まれているが、湖面自体の標高は200メートルくらいと平地並みだ。そのため、もう午後6時近くなのに、ものすごく暑い。北イタリアに来て初めての暑さに見舞われた感があり、したがってジェラートもことのほか美味かった。
(この項、続く)

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202608120000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「旧ユーゴ3カ国周遊(19):『チャンスの神は前髪しかない』の紀元前3世紀の『カイロス』レリーフのレプリカ」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202508120000/

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