ブルー湖を出発した小型バスは、すぐにチェルヴィニアの街の入り口に着いた。ちなみに日本でも名高い標高4478メートルのマッターホルンは、スイスとイタリアの国境にあり、イタリア語でその名は「シカの角」を意味する「チェルヴィーノ」と言う。
◎天空に聳え立つマッターホルンの雄姿
街の入り口のモニュメントで、背景のマッターホルン(チェルヴィーノ)を記念撮影し(写真=モニュメントの台座に書かれた「ブレイユ=チェルヴィニア」が街の正式名称)、その後でレストランに入った。昼食後はピザだ。チーズが思い切りよく効いて、けっこう美味かった。
食後は自由行動でチェルヴィニアの街の散歩だ。街は小さく、見上げるともちろん今は動いていないが、スキーリフトがいくつも見える。
川を挟んだ先、北の天空にマッターホルンの雄姿が聳え立つ(写真)。地図で見ると、チェルヴィニアの街からマッターホルンまで10キロもない。イタリアではチェルヴィニアの街がマッターホルン、すなわちチェルヴィーノに最も近い街と言われていて、それが夏の最大のセールスポイントなのだ。
◎高山植物の群落が
マッターホルンのはるか下、マッターホルンの影がさしかかる丘にロッジらしいものが見える(写真)。そこまで登っていくことにした。
そこから俯瞰したチェルヴィニアの街は、いかにも小規模だ(写真)。常住人口は700人余りという。
途中、高山植物がたくさん咲いている。ブルー湖湖畔で観たヤナギランが群落をつくって咲いている他(下の写真の上)、道ばたには可憐な白いセイヨウノコギリソウが花を付けている(下の写真の下)。
◎デンと迷子石
上の写真でヤナギランの群落の中にデンと座っている大きな岩は「迷子石」と呼ばれる岩だ。氷河によってここまで運ばれてきて、氷河が消え去った後にそのまま残されたので、こう呼ばれる。氷河時代、少なくともチェルヴィニアの街まで氷河が流れ下ってきていたのだ。
◎ブルー湖、今一度
散策の後、集合場所の街の入り口まで戻り、小型バスに乗った。
午前中よりも青空が広がっていた。添乗員さんの配慮で、約1キロ先のブルー湖に戻り、今一度、ブルー湖のエメラルドグリーンの湖面と青空のマッターホルンを心ゆくまで観望した(写真)。
(この項、続く)
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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