英国式庭園殺人事件

１７世紀の英国にて、金持ちマダムが画家に庭園や家屋の絵を１２日間に１２枚描くよう依頼する。仕事を請け負った画家は写実的な絵画を仕上げていくが、何日目かに主人の遺体が庭園で発見される。画家が描いていた絵画にどうやら殺人の証拠も描かれているらしい。
ピーター・グリーナウェイ監督の劇場長編第１作で、日本でグリーナウェイ人気が沸騰したバブル期に公開された旧作の４Ｋリマスター版。学生の頃に見て以来の再見。
あらすじだけだと何となく面白そうな気がするが、実際は面白いわけでもない。イギリスの歴史に詳しい人が見るとそれなりに楽しいのかもしれないが、そういう知識のない自分が見ても何のことやら。ひたすら衒学的ではあるが何のことを言っているのかわからないし、彫像に扮した人物はギャグなのかどうかも理解できない。