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2018年10月05日15:45

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みんな鳩山さんのことを悪く言うけれど

右も左も辺野古問題について鳩山さんのことを悪く言うけれど、これっておかしくないだろうか? 鳩山さんに罪があるとすれば、最後まで「最低県外移設」を主張し続けなかったことだと思う。周りから引きずり倒されても、彼は主張し続けるべきであったと思う。それができなかったのは彼の弱さと甘さだが、それでも、それまで誰も口にしなかったことを言った、ということは評価すべきではないだろうか。

普天間から辺野古への移設はすでに日米合意のもとで既定路線であった。そこであえて「最低県外移設」を言い出したのは、鳩山さんが政治的に素人であったからだろう。しかし、素人の方が玄人より素朴なだけ健全な視点をもっている場合もあるのである。素朴に考えれば、誰が見ても沖縄は過剰な負担を担わされている。普天間がなくなるのだから代わりに辺野古を受け入れよという論法はもともと論理的ではない。鳩山さんの「最低県外移設」は正しい。途中で腰砕けになったことは政治家として情けなく批判されても仕方ないが、それを言い出したことは決して批判されるべきではない。彼が言い出さなければ、辺野古移設はすんなり決着していただろう。

寝た子を起こしたのが悪い式に、辺野古問題の元凶が鳩山さんであるかのような言われ方をすることがあるが、どうもバイアスのかかったプロパガンダが浸透しているような気がする。政治家も官僚だけではなくいわゆる専門家のなかにもアメリカの手先のような人物がそこら中にいる。多摩大学の寺島実郎氏が言うように、「この国には、日米問題で飯を食っている連中が多すぎる」のだろう。
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