mixiユーザー(id:235184)

2018年06月14日06:35

114 view

スープは箸で食べるもの

 古代中国の『礼記』では、野菜のスープは箸で食べるのが正式なマナーでした。ご飯や肉入りのスープはスプーンです。これが朝鮮に流れて、今でも「ご飯はスプーンで」なんじゃないかな。そういえば日本でも味噌汁やすまし汁は「箸で食べるもの」でしたね。なぜか「スプーンのマナー」は伝わってきていません。
 なお『菅子』では、スープの中身が肉であろうと野菜であろうと、無差別に箸で食べることになっています。『礼記』に比べてなんだか“不作法"な気がします。

【ただいま読書中】『台湾の朝ごはんが恋しくて』台湾大好き編集部、 誠文堂新光社、2018年、1500円(税別)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4416717172/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4416717172&linkCode=as2&tag=m0kada-22&linkId=e065b520b3585d4d8f2562c3139bc0fd
 中華風の朝ごはんと言って私がすぐ思うのは「お粥」なのですが、本書では、お粥はもちろんトップバッターで登場しますが、副食としてさまざまなおかずも紹介されます。そしてお粥以外にも、麺・豆乳・サンドイッチ・クレープ・包子・フレンチトースト・スープ……「ぼく、ぜーんぶ食べたい」(『すてきなフルーツパーラー』(ぴことぽこのえほん))状態に私はなってしまいます。
 どれも美味しそうなのですが、私が特に気になったのは、台北市「陳根找茶」の「法乳火(ハムとチーズのフレンチトーストホットサンド)」。レシピも載っているので自分で作ることは可能ですが、やはり“本物"を食べに行きたいなあ。でも朝食を食べに行くには、台湾は遠いなあ。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年06月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930