mixiユーザー(id:64140848)

2018年05月09日20:25

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なかなか真意を伝えるのが難しいが‥‥

おそらく「大数の法則」に意味はない。
法則と呼ばれているが、その証明は存在しない。経験から帰納されたと考えている人が多いのだが、それが偶然ではないと誰も言えない。丁半には優劣がないから対等だろうという、根拠のない予測だけが根拠なのだ。それらが対等だから結果も対等になるような力が働いているとは考えにくい。その「結果が対等」だというのも「確率的に対等」であるという。しかし、結果が平等になるための要因が明らかにできない限り「確率」の意味は明らかではない。なのに「結果が確率的に対等である」という説明は、確率を確率によって説明するという循環に陥っている。

数学としての確率論の中では、「大数の法則」は定理であり、厳密に証明されている。それは、確率空間の中で面積や体積を計算しているだけだから、対等なものは必ず結果も対等になる。全然曖昧さというものはそこにはない。ただ、現実の確率と確率空間の関係づけるものがない。結局、数学的な確率というものがなにを意味するかはよく分からないのだ。

現実的には、確率論を無視するべきではないだろう。宝くじは1枚買うより2枚買った方が有利に決まってる。サイコロを200万回振れば、丁半の差はおそらく5%以内におさまるだろう。しかし、そのことと「大数の法則」に意義があることとは違うような気がする。たぶん。
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