mixiユーザー(id:806141)

2018年01月20日22:25

211 view

ノンポリの戯言



会社が経団連の入ってるビルの近くにあるので、ビルの前で経団連に対してデモ活動をする団体をよく見かける。経団連のお偉いさんは普段はあのビルにはほとんどいないだろうし、いてもビルの中だと聞こえないので、彼らの訴えは全く伝わらないだろうが、団体の方もそれが目的ではないのだろう。

---
ホリエモンの本に、グローバル化した現代社会ではもはや国境に以前ほどの意味はない(=日本が嫌だったらほかの国に行けばいいだけじゃん)といったことが書いてあって、自分の中ではそれが今のところ「一番納得できる姿勢」になっている。だから、こうした「日本をよくしたい」という活動に対して自分はもはやあまり興味がなくなっている。はっきり言ってしまえば日本の政治にも。

活動家の方々の言っていることにはまったく賛同できないが、自分が彼らに賛同できないのは自分が正しいからではなく、ただ自分が教育(=洗脳)されてきたことと彼らの考えに違いがあるからにすぎないからだと思っている。50年後、彼らの言っていることが「常識」になっていないと、少なくとも自分は断言できない(実際にそういった転換はいくらでも起こっている)

だから、彼らの活動そのものへの感想と、訴えている思想や方法とは切り離して考えるのだが、彼らが熱意と信念をもって活動していること自体は素直にすごいなあとは思う。

---
「(中核派上層部は)革命やろうとも政権取ろうとも思っていない。組織を維持することが目的。若者は信じ込まされているだけ。」(小西誠(元中派活動家・社会批評家))

「変革、革命を求めるのは健全な青年の行動。社会変革の目標を持った学生運動は続けていくべき。暴力肯定の革命闘争は断固として認めない。」(佐々淳行(元内閣安全保障室長)

しかし、このドキュメンタリーを観てこうした上の年代の方の言っていることの方により納得してしまった。それは、自分がもう若くないとか、色々諦めちゃってるとか、資本主義に染まったとか、そういったもろもろの反映なんだろう。

---
後半の右翼のパートで「天皇が神事を行っている」と言っていて、今さらながら日本という国の宗教的背景のことを意識した(天皇陛下自身は「神」というものにまったく言及しないが)。他人のこと(=米国のキリスト教原理主義のこととか)言えないよなあ。

---
偏見をもたず「真ん中」を意識しようとして作ってる気がするし、一般人がホントは聞いてみたいけど聞けないような質問も臆せずしてるし、いいドキュメンタリーだなあと感じました。

とりとめのない話になってしまったが、動画を観て色々と思うことがあったので備忘的に書いておくことにする。動画もいつ消されるかわからないしね。
0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する