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2017年10月28日07:07

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十年

 「十年一昔」と言いますが、その「逆」はどう言うのでしょう? 「十年ひと未来」?

【ただいま読書中】『江戸「東北旅日記」案内』伊藤孝博 著、 無明舎出版、2006年、1800円(税別)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4895444074/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4895444074&linkCode=as2&tag=m0kada-22&linkId=55d201e162c5440f59618a885630f12d
 以前読んだ『芭蕉はどんな旅をしたのか ──「奥の細道」の経済・関所・景観』(金森敦子、 晶文社)によると、江戸時代の「東北の旅紀行」は、「奥の細道」(松尾芭蕉)によって始められたそうです。「お師匠様に続け」と弟子たちが次々東北旅行をするようになり、結果として街道や宿が整備され、それが「芭蕉の弟子」以外も引きつけるようになりました。
 今日の『江戸「東北旅日記」案内』には20の「東北旅日記」が収められていますが、やはりその先頭は「奥の細道」で、その中でも特に「象潟」が取り上げられています。他に私が知っている有名人としては、平賀源内、伊能忠敬、十返舎一九、吉田松陰、牟田文之助、イサベラ・バード……それぞれの人がそれぞれの時代のそれぞれの「東北」を記録に残しています。これらはすべて「歴史の断片」ですけど、「歴史」はそういった「断片」の集合体なので、その中から自分の好みの「ストーリー」を紡いでいけば良いでしょう。


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